片づけて ラクに 楽しく
職場は〇〇〇方式が取り入れられ
「ムリ・ムラ・ムダ」をなくす
カイゼン活動が取り入れられている。
効率的にラクに安定した仕事ができるよう、
常に職場環境は片づけられている。
けれど、ひとたび家に目を向けると、
片づけに頭を抱えている方も多い。
「分かってはいるのだけど、
家は片づけられない。」
そう、家は別ものなのだ。
家は、
多種多様なモノが、
不規則に、
誰かの考え、もしくは衝動とともに
入ってくる。
季節によっても
入ってくるモノは変わる。
人の成長や嗜好の変化によっても
変わる。
職場のように、大量であっても、
ある程度決まったモノが入ってくるのとは違って、
何だかよく分からないのだ。
事態が飲み込めないと、
人は「諦め」が生じやすい。
何より日々は、忙しいから‥。
私がそんな方と片づけをする時は、
なるべく理論的に説明をするようにしている。
〇〇〇方式は職場では合致しても、
家庭では取り入れられないこともあること。
多種多様なものが少しづつ入っては出ていく家庭では、
工場のような大量発注、大量消費に見合ったシステムは
そのまま取り入れることは難しいこと。
けれども、
大筋のカイゼン理論は家庭にも当てはまるので、そこに、
家庭ならではの、
住まう人の、
エッセンスを入れ込む必要がある
と説明する。
すると、賢いビジネスパーソンは、
すっと理解してくださる。
では、
「さっそく片づけましょう!」
と始める。
すると、
その方の手はサササと動きだす。
でも、ひとときしてピタっ止まる。
難しい顔をしている。
そして、
理論的に手が止まった理由を話し出し、
「片づけるのムリですよね、これ」
という。
私はこの瞬間、嬉しくなる。
職場では出さない嗜好や感情が
前面に出てきて対峙する瞬間がきたからだ。
そこには、
その人の肩書きはない。
素の、自分しかいない。
私は、
質問を投げかけさせていただく。
「あなたはどうしたいのか。」
すると、その方は、
瞑想のような深い世界に入っていくこともある。
そして、片づけは終わる。
終わった後はすっきりした顔で、
「片づけてよかった。
でも、これは1人ではできなかった。」
と言ってくださる。
バリバリのビジネス経験がない私としては、
「へえ、そうですか。」
とそんなに賢い方なのに、
と理解できないこともあった。
でも、今は思う。
ビジネスパーソンこそ、
パーソナルな片づけサポートが必要だと。
片づけは必ず
仕事の創造性につながっていく。
だからぜひ、
日々お忙しいビジネスパーソンの方も
お盆休みに片づけを。






