本当に恥ずかしい事ですが、自分は窃盗(万引き)で4回刑務所に服役してきました。

最後の服役を終えてから7年目の今、何を考え、どんな生き方をしているか…。

最初の服役は執行猶予中の再犯だったので2刑持ちで実刑1年8ヶ月(仮釈放約2ヶ月)

2回目は1つの刑で実刑1年(仮釈放数週間)

3回目からは常習累犯窃盗で実刑1年8ヶ月(仮釈放約1ヶ月)

4回目は実刑2年(仮釈放6ヶ月)

 

実刑の通算は約6年3ヶ月、仮釈放を頂いて実際に服役した期間は約5年5ヶ月です。

現在50歳なので、今の所の人生の10分の1刑務所に服役していた事になります。

 

9年欲求出ずに過ごしています

そんな過去を持った自分ですが、先ず一番に言える事は、再犯せずに9年過ごす事が出来ています!

それは依存症治療を継続してきたお陰で、自分の意志ではやめられなかったバリバリ依存症の自分には、上手な生き方を見付ける治療が大切なんだと実感しています。

 

しかし、依存症は完治しない病…生き方も簡単には変えられないので、窃盗や薬物を手放しても、人間関係や共依存に問題が出てきたりと、なかなかに凸凹道を進んでいます。

でも、それに気付けていて、自分の力ではどうにもならないし、抜け出すために治療を続けていく事を選べているのは、昔と大きく違う所。

お陰で昔に比べ、だいぶ楽に過ごせています。

 

依存症者は息をするように嘘をつく

それに伴い、噓をつかなくなりました。

『依存症者は息をするように噓をつく』とよく言いますが、自分も以前は噓を噓で隠し、どんどん苦しくなり、周りからも信用されなくなり孤独になって、またアディクションに逃げる悪循環に陥っていました。

ずっと人を裏切ってきたので簡単には信じてもらえないかもしれませんが、やってない事はやってないだけではなく、やった事はやったとちゃんと言えるようになった事。

見栄を張ったり、誤魔化すための噓も、素直な自分でいるには必要無いのでやめましたw。

噓が無い事で、余計な労力を使う事が無くなり、これまた楽になりました。

 

何よりも、素直な本当の自分で生きる事で、無理をしない楽な生き方が出来るようになり、アディクションに逃げなくても生きられるようになった気がします。

 

本当の自分に出来る事

そして、自分が沢山の仲間達から力をもらったように、こんなやらかし人生のどうしようもない自分でも、同じように苦しんでいる仲間達の力になれる事に気付きました

 

自分を犠牲にしたり自己満足のために人の力になるのではなく、本当は何の力も無い失敗ばかりしてきた自分が、その経験を伝え、今は昔に比べて楽しく生きてると笑って話すと、「ありがとう、力をもらえました!」と言っていただける事があります。

そんな時、こんな自分でも本当の意味で誰かの力になる事が出来るんだと、自己肯定する事が出来ました。

 

そんな事から今の自分は、第一に再犯するような事が無いよう、楽に生きていくための治療を続けていきながら、自分が仲間達に力をもらったように誰かの力になれる事をしていきたいと思います。

 

覚悟と償い

そして、各アディクションのミーティングだけでなく、元受刑者活動や服役中の受刑者との文通、SNSや時々お話をいただく取材等、自分に出来る事があればやっていく事…こんな自分なので、やる事が広がれば当然賛否両論も比例して増えてきますが、それが今の自分に出来る、沢山の人に迷惑を掛けて来た事への償いにも繋がるのではないかとも思っています。

 

 なんて殊勝な事を言いながら、腰を痛めたので昼前の今もパジャマ姿でブログ書いたりしてるんですけどねw

天気も良いし久し振りに書き上げたので、気持ち良く、午後は腰の電気治療に行って来ます!