漁港巡り、今回は青森県の三沢漁港から「フジツボ」を取り寄せた。
「三沢漁港」
三沢漁港は、青森県三沢市大字三沢字浜通、港町にある第3種漁港。青森県が管理する漁港で、三沢市漁業協同組合の拠点。
三沢沖は黒潮と親潮がぶつかる、全国でも屈指の好漁場。夏のスルメイカ漁、冬の北寄貝漁をはじめ、年間を通じてさまざまな魚介が水揚げされている。
三沢漁港には直売所があり、三沢沖産鮮魚、鮮魚加工品、三沢産野菜、お土産などを多数取り揃えている。
「フジツボの酒蒸し」
青森県では、昔から、いつでもどこでもだれでもが旬の美味しい魚介類を食べており、そんな青森市民に親しまれている新鮮な魚介類を「七子八珍」と名付けている。
七子とは、このこ、たこのこ、ほたてのこ、すじこ、ましらこ、ぶりこ、たらこ。
八珍とは、くりがに、がさえび、なまこ、うに、ふじつぼ、白魚、さめ、ほや。
フジツボは爪を持ち、オレンジがかった淡い色の身で、カニともエビともつかないあっさりと上品な味。一番おいしいのは皿にたまった、フジツボのダシがとけだしたスープ。