漁港巡り、今回は北海道の小樽前浜漁港から「数の子」を取り寄せた。


「小樽前浜漁港」
小樽前浜では1890年代から1920年代をピークにニシンがたくさん獲れていた。現在、国内に流通するニシンの多くは海外輸入品。
小樽の街では春になるとニシンを焼く煙と匂いが充満するほどであったというが、1950年代にはほとんど水揚げがない状態になってしまいまぼろしの魚と言われた時期があった。そのような時期を経て、2000年代から小樽前浜にニシンが戻ってきている。


小樽の本数の子

数の子とは、ニシンの魚卵および、ニシンの卵巣をそのまま塩漬けまたは乾燥させたもの。

基本的にはメスの腹から取り出した魚卵の塊そのものをそのまま食さず、一度「天日干し」または「塩漬け」にしたものの方を食用とする。

ダイト食品の数の子は、小樽前浜産の獲れたてニシンを無添加・無漂白・塩水のみで血抜き、塩じめされた数の子をゆっくり塩抜きし、醤油、本みりん、鰹出汁で味付けした風味の良い逸品。

すぐに食べられる味付け済みは、色、形が整った一本羽がたっぷりと入っている。


「味付け数の子」
身がプチプチとして、皮が残らずサッパリした味わい。臭みはなく、味付けも良く、いくらでも食べられる感じ。

前浜漁港数の子販売はこちら