チームビルディングブログ -397ページ目

なぜベストプラクティスが大事なのか?

『私達が生きている今ってどんな社会でしょう?』

『私達人間って、何に生き、どんな時間を過ごしているのでしょうか?』


この問いは深く、ある人にとっては宗教的な、ある人にとっては哲学的な、

ある人にとっては詩人的な問いかもしれません。それぞれの思いや感想をもたれることとと思います。


人が成長しその成長する過程において企業が成長していくことを支援する仕事をしている私にとっては

いつでもいつまでもついてまわる永遠の課題なのかもしれません。


この仕事をして、もしくはこの仕事をする以前そして以後にも様々な学習の機会やわずかばかりの社会経験の中で今、私が確信的に思えていることがあることを通して、「ベストプラクティス」が大事だと思うからです。


1.ITの発展によって多様な社会がより速度を増していること。


2.人は過去に生きることができない。今と未来にしか歩めないこと。


これが私の居る場所から見える、問いに対する答えです。



多様な社会とは多様な価値が存在するという意味なので、ひとりが思い考えることが昔に比べてはるかに同意見だと思えることが少なくなっているということです。そう思うと自分が「良し」と思って選択したことが「良し」と思えなかったり、そもそも世の中のスピードが速くなると今、行動が「良し」と思って選択できないことも多く、できない中で選択し、そして自信を失うこともある。そして今と未来にしか歩めない私達は、「良し」でなかったことの行動を過去に戻って直すこともできないし、それを「良し」にしようと思って行動することさえ、結局は今と未来に歩んでいるということなのです。


そこで私が思うベストプラクティスとは、分からないことだらけの中でも、今ベストな行動は何か?ベストな選択は何か?それが将来の結果としてベストかどうかで決めるのではなく、今自分がとりうる範囲でベストだったか?


実践の中で、ベストな選択をし行動をしていこうというのがベストプラクティスの考えです。


チームビルディングコンサルタント

株式会社コーチングファームジャパン 代表 石見幸三

http://www.saikyou-team.com/