Journal

Journal

青年海外協力隊26年度4次隊としてモロッコへ

Amebaでブログを始めよう!
モロッコ生活もあっという間に8ヶ月目に突入。


活動自体は順調。かな。


ただ最近は価値観・考え方の違いで悶々とする日が続いている。


担当クラスの担任(40代女性)は、あたしの顔を見るたびに「前のボランティアはあれもこれも買ってくれた。」と言ってくる。まぁ、それは想定内。今までに何度も言われたし。


このクラスでは主に新聞紙や段ボール等で作品を作る。で、カルトナージュを提案してみると

担任「いいね!次はこれ作ろう!でも布が  ないから買って来て」

私「材料は施設が買ってくれるんでしょ?」

担「ここはお金がないから買えないよ。」


と言っても、日本の施設と変わらない程、設備は整っている。布が買えないわけがない。


私「買ってあげたいけど、私もお金持ってないよ。生活するのでいっぱいいっぱい。」

担「じゃ、JICAにお金貰えばいいじゃない。前のボランティアは70,000DHの織り機を導入してくれたし、日本からも布を買って来てくれたし。あれもこれも日本のやつだよ!日本の布じゃないと可愛くていいもの作れない。あなたが日本に帰らなくても、誰か帰るときに買って来て貰ったらいいじゃない!」と。



私は言葉を失った。


物を買い与えるのは簡単な事だけど、ボランティア=お金、モノじゃない。JICA,JICAって言うけど、そのお金は日本の税金だし、モロッコは途上国だけど、何の不自由ない程のモノは揃ってる。上を見るとキリがない。


先日、配属先とJICA との三者協議でこれからの活動について話し合って、私が今思ってる全てを言ったのに、通じてなかったのか?

私は子供達の将来の為に、技術を身につけさせたい。障害者の就労が難しいモロッコで、少しでも現金収入を得られるように。と熱く語ったのに。。。

まだまだ商品化するには程遠いモノ作り。日本の布じゃないとできないなんてありえない。子供達の事を思ってるなら、布より先に技術を教える事でしょー!


と、言いたかったけど説得するにも、それなりの語学が私にはまだ備わってなくうまく説明できない。


そんなわけで、最近モヤモヤが渦巻いています。