「 JR北海道・1日散歩きっぷの旅② 日本一の秘境駅・小幌駅‼ 」
14:19北舟岡駅14:23→15:11小幌駅
4分間の海辺の絶景駅・北舟岡駅を楽しみ,再び気動車の乗り鉄旅！
次の伊達紋別駅で超満員の高校生がどっと降り,ほど良い乗客数ののんびり気動車に戻った。
洞爺駅を越え,豊浦駅からは再び太平洋を見ながらの快適な乗り鉄旅に～
小幌駅のひとつ前の礼文駅には小幌駅を狙って,車でこの駅まで来てそこから乗車と思われる客が4，5人乗車‼
さらに監視員らしき二人も乗車して再び満員状態になる。
礼文駅を出るといよいよトンネルに入り小幌駅へ。
廃駅になるとマスコミに報じられてから観光客が多くなっていると聞いていたがこれほどとは！？
最初に行った時は降りた客は自分だけで,車内の客から「 こいつは何で降りたんだ！？」って顔で見られたが…
トンネルを抜けるといよいよ小幌駅が見えてきた。
すると車内だけでなく駅にも人があふれていた。マジかよ！？
すぐに降りると列車の写真を撮る.降りる客が多い恩恵は唯一車掌がてんやわんやで停車時間が
長くなったこと。うわ～これじゃ全然秘境駅でなく観光駅だよ… 列車は発車した。
反対方向からくる列車まで30分.前回もこのパターンを利用した.これ以外では最低でも2時間はいる事になる.
前回は駅で佇んでいただけなので今回は人も多いし,駅の周りを探索してみた。
この駅は車はもちろん、徒歩でも来ることが出来ず,列車のみでしか来れない凄い駅なのだ。
獣道を5分程歩くと海が見えてきた。なかなか綺麗な海だ。
ロープを持ちながら急坂を降りるがこれ以上降りると帰りが大変なので引き返した。
もう一本の道を下ると洞窟があり,そこには神社もあるらしい…
それよりもトンネルの上に行ってみたいと思った。前回は行けると気づいた時にはもう列車の時間だったが
今回は両方ともロープが張られ立ち入り禁止にされていた。マジかよ…
その間貨物列車と特急北斗が通過。この通貨がまた小幌駅の体験すべきことで,
1回目の時は周りに誰もいないので怖い位だったが,今回は人も多く,監視員のアナウンスもあり興醒め…
30分間の滞在もあっという間で東室蘭行きの2両の気動車の乗り込む。
ここでも乗車するのに列をなして並ぶ。ここを何とか観光駅にすればいいのにJR北海道～
この列車でも降りる人が驚きながら下車した。彼らは最低でも2時間以上はいることになる。暗いのに…
小幌駅15:40→16:54東室蘭駅16:57→18:08苫小牧駅18:20→18:41南千歳駅18:43→18:47新千歳空港
1両目は混んでいたが2両目はボックスシートにゆったり座れた。
来た道を戻っていく。海沿いのこの路線の景色は素晴らしいのになぁ～
海辺の絶景駅の北舟岡駅に戻ってきた。
この駅は個人的にはホントに好き！帰りは停車時間がなく残念。さよなら北舟岡駅～
東室蘭駅で乗り換え,1時間の乗車で苫小牧駅へ。もう17:30を過ぎると真っ暗だ。
苫小牧駅で乗り換え,南千歳駅でも乗り換え新千歳空港駅で下車。
夕食を食べに新千歳空港内のラーメン道場内の「 えびそば一幻 」へ。
何とここだけ列をなしていた。あっさりの「 函館あじさい 」にしようかと思ったが体が海老を欲していた。
10分程並んで着席。注文はえびしお太麺780円を注文。
わりとすぐに持ってきてくれた。海老の香りが食欲をそそる～
それでも旅を〆るに相応しい名店の味だった！ お店を出る頃にはさらに列が長くなっていた。
新千歳空港駅に戻ると快速エアポートがなんとロングシートで待っていた。マジかよ！？
最後の列車旅がロングシートなんて許せない。空港内に戻って時間を潰し.1本見送った。
再び新千歳空港に戻るとまたロングシート車だった…もう早く帰りたかったので断念し,ロングシートに揺られた
新札幌駅に到着した。日本一の秘境駅・小幌駅を訪ねる1日旅が終わった。
＊朗報
今週の夕方のニュースを見ると地元の豊浦町が小幌駅周辺の海がジオパークに認定されているらしく
地元が小幌駅を負担することで存続を協議することになり,とりあえず10月以内の廃駅は逃れた。
まずは3月いっぱいまでは廃駅にならずにすんだ。豊浦町に日本一はこの小幌駅だけだと思われる。
これだけの集客があるんだからもう少しJR北海道も考えろ‼ 頑張れ豊浦町！頑張れ小幌駅‼
