K-1マイク・ベルナルド死去… | 蒼の憧憬を求めて~旅・麺類・駅伝・中日ドラゴンズ~ 

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国内・海外旅が好きです。
それ以外にもラーメン・讃岐うどん・蕎麦の麺類や寿司などの食べ物や駅伝、幼少の頃から大ファンの中日ドラゴンズや日々のことについてあれこれ書いていきます。よろしくお願いします。

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 最近のプロレス・格闘技界の明る話題が少ない。
自分はアントニオ猪木の異種格闘技路線、タイガーマスクの四次元殺法、長州力の維新軍などの新日本プロレスに始まり前田日明のUWF(自分はUWFの試合よりは新日本にUターンした頃のUWF)が好きだった。
そしてPRIDEに流れたバリバリのプロレス・格闘技変態モノだった。
 
 そんな中,K-1ブームを支えた剛腕マイク・ベルナルド(42)が自殺で死んだというニュースが日刊スポーツの1面になった.最近プロレス・格闘技がスポーツ新聞の1面になるのは死んだ時のみになっているような気がする…
 
 マイク・ベルナルドは薬物使用による自殺らしいが、根本の原因はK-1の事実上の消滅により仕事がなおくなった事も一つの理由になっていると思う。石井館長が立ち上げた頃のK-1は一撃KOの醍醐味があり、
このベルナルドにフグ、アーツ、バンナ、ホーストと迫力ある戦いが繰り広げられ、それにMAXの魔娑斗がスピード感溢れる試合を行いK-1ブームが作られた。それが石井館長が捕まり谷川EPがボブ・サップのモンスター路線に走ってから一時的な勢いは付けたが、それによってK-1は方向性を見失ったと思う。
 
 そして昨年,選手へのギャラの遅配問題に大会消滅…選手が生活に困っているのが手に取るようにわかる。
バンナとアーツは猪木が主催するIGFプロレスへ。バダハリはボクシングへ。総合やプロレスに流れまだ活躍の場がある選手はいいが,峠を越え,違うフィールドで表現できないベルナルドがこういう終わり方になって残念でならない。K-1は我々を楽しましてくれたが無理な拡大路線によって選手に多大な迷惑を掛けてしまっている…
 
 K-1&PRIDE。かつて大晦日には民放3局が格闘技を放映するバブルは弾け静かに終焉を迎えている…