11 夏旅Ⅳ 青春18切符・宗谷本線の旅① 新札幌駅→天塩川温泉駅! | 蒼の憧憬を求めて~旅・麺類・駅伝・中日ドラゴンズ~ 

蒼の憧憬を求めて~旅・麺類・駅伝・中日ドラゴンズ~ 

国内・海外旅が好きです。
それ以外にもラーメン・讃岐うどん・蕎麦の麺類や寿司などの食べ物や駅伝、幼少の頃から大ファンの中日ドラゴンズや日々のことについてあれこれ書いていきます。よろしくお願いします。

      「     11 夏旅Ⅳ 青春18切符・宗谷本線の旅① 新札幌駅→天塩川温泉駅!    」
 
 
 今年の夏の青春18切符も残り最後となった。
昨年の夏に引き続き、日帰りで宗谷本線を攻めることにした。
新札幌駅から快速エアポートで札幌駅まで行き乗り換え。から札幌駅から旭川駅まで見慣れた、刺激のない車窓なので特急スーパーカムイでワープ。
イメージ 2
イメージ 1
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 旭川駅に降り立つと高架化かされ新駅舎になっていた。ホームは巨大な雨除けがあり近代化され、至る所に木をふんだんに使い、一地方駅から、落ち着いた格調高い近代的な駅に生まれ変わりびっくりした。
これに伴い駅周辺も整備され駅ビルなんかが立つと旭川も賑うと思うが、その予定はなさそうな雰囲気だ。
                                                                       イメージ 7
イメージ 6
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
北海道第2の都市なのにもったいない…旭川駅周辺を散策し、宗谷本線の旅が始まった。
 
 
JR新札幌駅8:44→8:53札幌駅9:00→10:20旭川駅11:08<快速>→12:29名寄駅12:33→13:25天塩川温泉駅
 
 
 再び旭川駅に戻ってくる。座席確保のために少し早めの12,3分前に戻るが、その考えは甘く、1両編成のキハ40には多くの人が乗っており、ボックスシートは埋まっていた。ガーン…仕方なくロングシートに身を任せると、発車時刻には満員状態になった。ローカル線とはいえ、快速化してスピードアップすると乗客は戻ってくるのがよくわかる。でもせめて2両にしてくれないかなあ…と思っていると列車は発車した。
 
 今回はこの時点でも運転本数の少ない宗谷本線の目的地を迷っていた。プラン3つ。
 
①前回は知恵文駅までだったので行ける所の幌延駅まで行き折り返す。
 <長所>秘境駅で行きたいと思っていた糠南駅や雄信内駅に行ける <短所>観光はできない。
 
②音威子府駅の席の天塩中川駅まで行き、ぽんぴら温泉へ行く。
 <長所>音威子府駅から中川駅までの天塩川の雄大な車窓 <短所>ぽんぴら温泉に露天風呂がない
 
③天塩川温泉駅まで行き、天塩川温泉と名寄のひまわり畑に行く。
 <長所>温泉とひまわり畑と観光が2つできる。  <短所>宗谷本線の奥までは3つの中で一番行けない。
 
 この3つでロングシートで悩んでいると自分の好きな塩狩駅を快速列車は通過。
帰りに見れるからいいかと思ってふと前方のかぶりつき席を見ると50代~60代の鉄オタ達4~5人でかぶりつき席を占領している。これは…今年の青春18切符・中国山地攻めでもこのような人達が多かった。若者ではなく
50~60代の人達。かぶりつき席には自分も行くが、それはガラガラの時や座席がない時の立ち席状態の時や座席がある時でもここぞという時だけにしている。チビッ子が見たい場合は必ず優先させるなど自分なりのルールを作っていたが、彼らはボックスシートを一人か二人で荷物で占領しつつ、かぶり付き席にずっといた。
この満員状態の1両編成なのに…
 
 この光景を見て自分のプランが決まった。
名寄駅での乗り換えでも彼らが乗ってきたら③の観光プラン。彼が乗らずにガラガラの車両だったら①の乗り鉄プラン。かくして名寄駅に列車が到着すると自分は軽快に乗り換え、ステンレス車両の窓際を確保。
イメージ 8
彼らはどうるかと見ていたらやはり乗車。またもや無造作にボックスシートやロングシートにドンと荷物を置き前方のかぶりつき席を4,5人で占領。この時点で自分の③観光プランが決まった。
 
 名寄駅を発車する。天気予報は曇りだったが良い天気に恵まれた。
日進駅の次は昨年も訪れた板張りの秘境駅・北星駅。昨年と違った場所でひまわり畑が見えた。
イメージ 9
昨年降りた知恵文駅を越えるとそれから先は行きも帰りも高校生の時に寝台車で行ったので車窓は覚えていない。美深駅を越えるとローカルな雰囲気が原野という言葉に変わってくる。辺りには何もない風景だ。
いいぞ宗谷本線!板張り駅も次々と姿を現し初野駅、
                                                                         イメージ 11
イメージ 10
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
紋穂内駅などそそられる駅が多い。
                                                                       イメージ 13
イメージ 12
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 豊清水駅で列車交換すると目的地の天塩川温泉駅に到着。
イメージ 3
ここも板張りだがカワイイ駅舎はある。道路はすぐそばを通っているが人家は見当たらない。
自分が降りると不思議そうな顔をしている人がいる。「ここに何があるんだ?」という鉄オタの会話も聞こえた。
「名前の通り温泉があるよ」と心で返答していた。1両の気動車が出発。板張りのホームから列車を見送る。
イメージ 4
風の音しか聞こえないこの駅では列車の姿が見えなくてもカタンコトンと列車が枕木を刻む音がしばらく聞こえてくる。北海道のローカル線に時々出会う耳に聞こえる旅情だ。この駅もいいなあ~
イメージ 5
しばらく板張りのホームで佇んでいたが、腹も減ったし天気も良いので温泉に入りたくなった…