10 夏旅Ⅱ⑥ 2日目 只見線の旅&北越急行ほくほく線! | 蒼の憧憬を求めて~旅・麺類・駅伝・中日ドラゴンズ~ 

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国内・海外旅が好きです。
それ以外にもラーメン・讃岐うどん・蕎麦の麺類や寿司などの食べ物や駅伝、幼少の頃から大ファンの中日ドラゴンズや日々のことについてあれこれ書いていきます。よろしくお願いします。

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          「     10 夏旅Ⅱ⑥ 2日目 只見線の旅&北越急行ほくほく線!      」
 
 
 早戸駅12:50→12:58会津宮下駅→<タクシー1080円>→昼食・ログハウスどんぐり→<タクシー680円>→
→会津西方駅14:35→会津宮下駅→会津川口駅→会津只見駅→田子倉駅→14:42小出駅17:51→
→18:03越後川口駅18:25→18:51十日町駅19:34→19:57うらがわら駅→友人宅泊
 
 つるの湯から早戸駅にあるくだけでも汗だくに…風呂に入った意味がなくなる位、汗が噴き出す。暑い…
当初は会津西方駅から徒歩15分から20分位の会津地鶏が食べれる店で昼食と思っていたが、この暑さで歩くのは厳しいのでタブレット交換の会津宮下駅前の中野屋食堂で取ることにする。それにしても早戸駅→会津宮下間の車窓は素晴らしい。川面に映る青空や雲が芸術のようだ。また帰りも見れるので楽しみ。
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 会津宮下駅に着く。昼過ぎの一番暑い時間だ。駅前のはずなのに中野屋食堂がない。人に聞いたが、見当たらない。そるとそこに流しのタクシーが…。運ちゃんにログハウスどんぐりまだはいくら?と聞くと「 1000円以上は楽にかかるよ 」ということで断念しようと思ったが、運ちゃんが「どこから来たの?」という問いに「札幌」と答えると「じゃあ1000円でいいよ」と言う事で、暑さもあり乗ることにする。途中鉄橋も見ながらすぐにメーターは1000円を超えるとストップしてくれた。親戚が道東にいるらしく北海道話に盛り上がりながら、ログハウスどんぐりに到着。感じの良い運転手だった。
 ログハウス調でそばも自前で打っているようでそそられたが、「 会津地鶏もも肉塩焼き定食1000円 」を注文。
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クーラーが利いて気持ちいい。出てきたもも肉の塩焼きはジューシーで肉にしっかり濃い味がありとても美味しかった。つけ合わせのユウガオの油炒めがとても美味しかった。満足して先ほど運ちゃんからもらったタクシーカードに電話してきてもらった。来たのは宮下に二人しかタクシーの運ちゃんがいないのに違う愛想のないオヤジが来た。電話でも行く先を最寄りの会津西方駅と告げたのに、乗ったら「 会社が宮下にあるから、西方でなく宮下まで払ってもらうよ 」と。はあ!?迎えに100円、200円取られるのはよくあるが宮下まで行ったら間違いなく
1500円では済まない。「そんなタクシーどこにある?」と問うと「今まで客に文句を言われたことないぞ」と開き直られる。「 いいから西方駅で降ろせ。そこまでのメーター料金しか払わん」と強めの口調で言うとシブシブふてった顔で無言でタクシーを走らせる。どうも最近60歳前後の暴走によく出会う。先ほどのつるの湯のオヤジもそうだし。車内で携帯を使用するのもその位の年齢人を多く見掛ける。たまたまかな?無茶苦茶腹が立った。
只見線の素晴らしい車窓や会津の人達の印象がこの二人で悪くなった。残念だ…。
 
 会津西方駅から2両編成の気動車が到着。
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18キッパーが多いのか車内は乗客が多く、しばらく後方のロングシートに座る。宮下駅→早戸駅間は二度見た車窓でも素晴らしい。会津中川駅から会津川口駅間はまたも素晴らしい車窓。会津造りの赤い屋根がかわいらしい集落があった。(よくお邪魔する只見ちゃんのブログの写真にある光景だ)
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会津川口駅でしばらく停車。駅舎はシャレた造りだが、反対側は只見川がすぐ側を流れる素晴らしい駅だ。
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 川口駅からもローカルな駅が多く、会津塩沢駅や会津蒲生駅もそそられた駅だった。
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只見駅でしばらく停車。山が迫ったのどかな駅だ。
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 次は秘境駅で冬は閉ざされる田子倉駅だ。只見ダムの素晴らしい車窓を見終えるとトンネルに入る。
 
途中シェルターで覆われた田子倉駅に到着。一斉に何人かの鉄が撮影。自分もその一人だ。
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ある意味、ここもモグラ駅だ。誰も乗降客はいなかった。
そこを出ると福島県と新潟県の県境を越える長いトンネルへ。これが今までのトンネルも涼しかったが、もう完全に天然クーラーだった。なまら気持ち良かった!
 トンネルを越えるとここから新潟県へ。長いトンネルだった。大白川駅で停車。
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ここも川沿いの駅だがもう只見川ではない。
柿の木駅には2軒新潟県に入るとよく見かける黒い木造家屋があった。カワイイ。この造りは何て言うのだろう!?
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あたりは一気に田園風景へ。同時に只見線の終焉を意味している。会津若松郊外までは住宅が見えるが、会津坂下駅を過ぎると一気に山の中を走りローカル色を強め、会津桧原駅からは只見川沿いの素晴らしい光景を見ながらエンジン音を轟かせ走り、田子倉駅からの県境越え、新潟に入ると田園風景といろいろな顔を持つ只見線。全線走る列車は1日3本しかないがいつまでも走って欲しい、残って欲しい素晴らしい路線だった。
 
 小出駅に到着すると上越の大学時代の友人宅へ。
当初は小出駅で1時間待ち合わせて北越急行に乗る予定だったが。飯山線と北越急行両方乗り潰すために時刻表とにらめっこし、一度越後川口駅に行き、飯山線に乗車。
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ローカル色漂う夕闇の中をトコトコ走り十日町駅へ。駅に降りるとまるで新幹線のような立派な降下線がある。これが北越急行ほくほく線だ。
 北越急行は上越新幹線の越後湯沢駅から北陸を一直線に結ぶ路線で160㌔走行で突っ走り「はくたか」は乗車率はかなり高く、第3セクター方式の優等生とも呼ばれている路線である。
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待っている間に「はくたか」を見たがなまらカッコイイ~。乗りたかったなあ。普通列車に乗車。
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それでも乗り心地はいい。十日町駅をでるとすぐにトンネルへ。そしてひたすら一直線!(時刻表か地図を見てください)そして各駅停車でも早い!新幹線でもそうだが早いと乗っていて気持ちいいし、乗っている時間が短く感じる。トンネルとトンネルの間の暗闇にポツンと駅がある感じ。そして列車はうらがわ駅に到着。駅には夜の20:00にもかかわらず大学の友人でもあり、台湾にも一緒に行ったIのお出迎え。辺りには何もなくカエルの鳴き声しかない。今日1日長い乗車だった。
 
 500坪(広い!)の友人宅ではまず風呂に入れてもらって、お母さんの料理を食べまくる。お米が美味しい~。
ごちそうさまでした!友人Iとの久々の会話を楽しみながら夜は更けて行った…