心からありがとう | こずべのブログ

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シャンソン歌手の私。
感じたことなど、たまーに書きます。

昨日の緊急登板ライブを終えて、わかったことがあって…やっと整理がついてきた。

ここ数ヶ月間、プライベートでも職場でも私はずっと怒っていた。金曜日はとうとう仕事帰り、総務に寄って「クビにしてほしい」と訴えた。(自らの都合で退職したら雇用保険受取りに時間がかかるので)


『怒っていた』ではなく…

哀しみが蓄積されて、これ以上いつも通りの私を貫いていたら壊れることを察知して、心の扉を固く閉ざすことで『怒ってる』状態にしていた、のだと。

たぶん顔からもモノホンの笑顔は消えていたのではないか…

で、何がわかったか。

人は必要とされていることが生きていく上で重要。私は特に、物心ついた頃から祖母に言われ続けた「いらない子」が全身全霊に染み付いてるから、「必要とされている」ことだけが拠り所と言っても過言ではない。だから、この数ヶ月間私はやはり誰からも必要とされてなかったんだな、と実感したのだと。でもそれを認めたら、イコール死だから、何もかも閉ざして寄せ付けないようにしていたのだと。


スズキイチロウさんのぷりんちゃんねるで、「お待たせしました、◯月◯日はこずえショーです」と告知して下さる。誰も待ってないよ、イチロウさんって思ってた。

今回、緊急登板することになって何が嬉しかったって、イチロウさんが私を思い出して下さり、お声をかけて下さったこと。

そして昨夜のライブで、私の知り合いだけでなくイチロウさんのファンの方々が「待ってた」とか「こずえさんが歌う◯◯が今まで聞いた中で一番好き」とか、私の一番のガソリン「楽しかった」「次も楽しみにしてる」等々の嬉しすぎるにも程があるお言葉をいただいた。投げ銭のお礼に私の写真が欲しいと言って下さった方も。

こんな私の歌で元気になって下さった。

思い出すだけでまた泣けてくる。


私、なんでやっぱり歌いたいと思ったんだっけ?っていう、原点を思い返した。

まあまあいい加減なところもあるけど、シャンソンだけは(だけかいびっくり←)、実は真面目に取り組んでる。真摯に向き合っている。何一つ間違ってなかったんだなって、心から思えた。

イチロウさんがよく仰って下さる「こずえさんの努力の結果」「こずえさんの姿勢」。私の努力なんて飛び抜けたものでもないだろうけど、それでも曲を大切にして理解していく姿勢は大事にしている。作詞作曲された方、創唱された方、訳詞をされた方に恥じないか?その方々の前で堂々と歌い、聞いていただくことが出来るか?


自分の中で色んなことが繋がって、理解できて、反省して、心からありがとうと思えたので今日は笑顔でいられた。

そしたら、いいことがいっぱい。

楽しいから笑顔になるではなくて、笑顔でいるから楽しいんだ、ってどっかで見たな。

無理矢理でも笑ってろ、とか。

ホントにそういうことだな。


また何かで笑顔を忘れそうになった時、これを読み返そう。忘備録みたいなもんだから公開する必要もないけど、万万が一読む方がいらして、万万が一そうかぁーとか思う方がおられるかもしれないので公開しておこう照れ

万万が一、読んでしまって、オチないんかーい!って思われた方がいらしたら…



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