こんばんは。
唐突ですが。
今日、遅刻しました。
少し前にご飯に行く予定を立てていて、集合時間等も前日の夜に確認していたのですが。
遅刻しました。
ちなみに集合時間は17時名駅。
原因は、
そうですね、昼寝です。
はい、昼寝です。
予定通り集合場所に集まった友人からの電話で起きました。
あまりに予想外の出来事で
『ごめん、今起きた。』
としか言えなかったです。
けど、いざ振り返ってみるとあれでよかったのだろうかと。
もっとスタイリッシュ、もしくはユーモア溢れる返しがあったのだはないだろうか。
そんなコトを布団の上で考えていました。(その時間があったら一秒でもはやく支度をして来い、って話です。)
そこで、考えてみた。
遅刻の言い訳。
遅刻、欠席について
周りの不幸を使う、それだけはタブーです。
それだけは人生で使ったことがないのですが、自分が今までに使ったことのある言い訳パターンを紹介してみるよ☆
※あくまでもこれは全て自分の不注意で遅刻した時の言い訳用です。
10対0で自分が悪いという前提のもと見てください。
パターン①
~言い訳入門編、まずはここから~
『ごめん、なぜかアラームが鳴らなかった。』
よくあるやつですね。
ただこれ、あんまり説得力、というか効果ないんですよね。
なぜならアラームをセットすれば鳴らないわけはないから。
(どうせ寝ぼけて止めたんだろ)
と思われるがだいたいです。
スマホのアラームではなく置き時計タイプの時計を使っていて、
『夜中に電池が切れて鳴らなかった。』
パターンの方がまだ効果はあると思います。
ただそれを使うならちゃんと証拠を残すのがポイント。
理想的なのは深夜の3時とか4時とかに時計を合わせ直して、その写真を撮っておきましょう。
『見てよこれ、起きたらこんな時間で止まってたんだよー。おっかしいよねー、てへ。』
みたいなおどけもお忘れなく。
はいはい、みたいな顔はされるかもしれませんがその遅刻でそれ以上ヒートアップすることはないでしょう。
この時に注意したいのが他人のせいにするパターンです。
僕は使ったことがないですが、たとえば
『お母さんに起こして、って頼んだのに起こしてくれなかったんだよー。』
とかね。
まず遅刻した時点で下がってる株が、未だに親に起こしてもらってんのかよ、みたいな感じでさらに下がることがあります。
逆に母性をくすぐることも稀にありますが、なかなか低い確率なので賭博の好きな方は使ってみてはいかがでしょうか。
パターン②
~言い訳初級編、またやっちゃった~
『電車が動いてなかったんだよね。事故でもあったのかな。』
これは少しリスキーだけどだいたいバレません。バレるバレないというか、検証されずに過ぎていくことがほとんどです。
電車の遅延で遅れた、って人の嘘を暴こうとするなんてことはなかなかやらないですよね。
そしてもし、
『そんな情報載ってなかったけど…。』
って言われたら
『多分遅延したばっかでまだ情報きてないんじゃないかな、もう30分もすれば遅延のこと書かれると思うよ。』
はい。
そんなわけないんですけどね。大抵の遅延はもちろんリアルタイムで情報発信されるわけで。
そんなわけないんですけど
『あー、そうね。』
くらいな返しが来るだけでほんとに30分後に遅延情報を調べるような人はいないでしょう、おそらく。
だから嘘が暴かれる前にその発言自体を全員が忘れてしまいます。
この時注意すべき点は、同じような時間に他のメンバーがその電車に乗ってることがないようにしたいですね。
たとえば、素直に遅刻をしてみんなに謝ってから来ている子と同じ電車に
『電車が動いてなかった。』
なんて言い訳をした自分が乗ってたら必然的にバレますからね。
一緒に来てしまっては、その子は嘘をついてることを証明できる子になってしまうわけです。
そしてみんなで行く目的地がわかっているなら
集合場所からそこに行く時に使う電車、以外に乗ってきていてそれが遅れていたことにするのがいいでしょう。
自分が集合場所に来るために乗る電車(遅延した〔ことになっている〕)にその後乗ると嘘がバレる率が大幅に上がります。
パターン③
~言い訳中級編、それなら仕方がない~
『ごめん、一回家出たんだけど財布忘れてきたの思い出して取りに帰ってた。』
これは実に効果的です。
どこのサザエさんだよ、って話だけど。
財布とは出かけるためには必ず必要ですからね。それを持ってこないと誰が不便、ってもちろん本人ですが、周りの人も困りますからね。
お金を貸したり、何かをおごったり、そんなことになってしまうので待ってる側からするとむしろ
(いや、適当に時間潰してるからむしろ取りに帰ってくれ。)
って感じですよね。
向こうにそれを思わせたら勝ちです。
なんなら、一回取りに帰ってくれって思わせてる時点で
(お前らに迷惑かけないためにも帰ってやるよ、その代わり時間には間に合わねえけど。まぁ許せ。ドヤ)
みたいな感じでドヤ顔で遅刻することができます。
これを使うとあなたの遅刻は半分以上薄れます。
ただ、このパターンは何度もは使えません。
そして電車に乗る場合は日頃から財布と定期を分けて持っていることも必須条件です。
大幅な遅刻になった際は
『一回電車に乗ったけど財布忘れたの思い出して取りに帰ってる。』
ということになります。この時、財布の中に定期を入れてる人はバレてしまいますからね。
お持ちでない方はいつかのために、財布と別に定期ケースを買いに行きましょう。
そして、忘れた財布に気付いたエピソードも忘れないように。
電車に乗ってから財布がないことに気付く、なんてなかなかないですからね。
例えば、
途中下車してジュースを買おうとしたら気付いた、とか
レシートの整理しようとしたら財布がなかった、とか
そんなエピソードも添えましょう。
パターン④
~言い訳上級編、そんなあなたを評価したい~
『ごめん、間に合うように出たんだけど途中でなにやら県外から親戚の家に来てるおばあちゃんに出会ってさ。道案内頼まれちゃって、でもそれは無理だったから交番まで一緒に行ってさ。そしたらこの時間になってしまった。』
この文、遅刻の言い訳をする際に非常に重要な要素が隠れていることにお気付きでしょうか。
解説していきましょう。
全ては二文目。
道案内頼まれちゃって、でもそれは無理だったから交番まで一緒に行ってさ。
これですね。
正直、こんな都合のいいタイミングで右も左も分からないご年配の方には会えません。道案内を頼まれることもありません。
ただ、この二文目によって遅刻者の善意が伝わってくるわけですね。
道案内を頼まれた、しかしそれは無理だったから。
これ。
自分の中で、目の前のご老人を助けたい、しかし友達との約束も遅れられない。
そんな葛藤が見て取れますね。
待ってる人のためにも遅れられないという気持ちが伝わるはずです。
多少、ヘンテコな言い訳であったとしてもそのエピソードの中に遅れないために努力したこと、何かを諦めたことは非常に大きい効果があります。
些細なことでも構いません、
『朝ご飯食べる時間もなかった。』
『お金かかるけど別料金がかかるミュースカイに乗ってきた。』
何かを犠牲にしたことを相手に伝えましょう。
そうすることによって相手の気持ちには
(あ、なんだか少し急かしすぎたかな…。)
なんて若干の罪の意識が生まれます。
その瞬間、軍配はあなたに上がっています。
あなたは敗者から勝者へ、一瞬で成り上がることができるのです。
こうなったらこっちのものです。
(こっちは朝飯抜いてきてんだぞ、なんならその分お茶でも奢らせてやってもいいんだぞ、おい。)
そんな被害者感を出しながら友人と合流しましょう。
ただし、謝罪は忘れずに。
パターン⑤
~言い訳達人編、狙いは口角~
『ごめんごめん、駅に向かって歩いてたら野良犬に追いかけ回されて、一心不乱に走ってたらついに追いつかれて噛み付かれて、右側だけ靴を持ってかれちゃってさ。次は俺が追いかける番、なんとか追いついたんだけどその犬がそれはそれは俺の靴が気に入っちゃってさ。全く同じ柄の同じサイズの靴を買いに行って、それあげたらやっと離してくれてさー、ほんと思わぬ出費でトホホって感じ。徒歩でくるとこんなトホホな思いをするから次からは自転車でくるね!徒歩なだけにトホホってね!なんてね!なにが言いたいかってごめんなさい、ってこと!』
もはやこれは切り札です。百発百中でいけます。
これだけを一息で全て話せたのならほぼ間違いなく遅刻の罪は消え去ります。
ここでポイントとなるのはいかに長く、かつ非現実的なエピソードを話すか、です。
(いやいや、なにそれ、ありえんだろ…。)
どれだけそう思わせられるかがポイントです。そして自分の踏んだり蹴ったり具合を伝えて笑いを誘いましょう。
相手の口角が緩んだ瞬間、これは相撲でまわしを取ったも同然です。
ぶっ飛びエピソードの追い討ちをかけて一気に話切りましょう。
そしてこの時に効果的なのが最後の付け足し謝罪。
なんだかんだ言って、
『まぁとにかくごめん』
ということを最後に加えることによって
(こいつは一体なにを言ってるんだ、アホなのか。)
と思わせておいてしっかり最後に謝罪の意を伝えることができます。
そんな姿に待っていた人も待っていたことを忘れてしまうでしょう。
さて、皆さんいかがだったでしょうか。
遅刻したとしてもいつまでもへこへこと下手に出ていてはその日を楽しむことはできません。
(遅刻しましたけど何か?)
という開き直りも多少は必要です。僕はそんな精神を心のどこかには持つようにしています。
ただそれは口にしてはいけませんよ。喧嘩になりますからね。
つまり何が言いたいかって、
集合時間には間に合うように家を出ましょう。
以上です。
P.S
集合時間に自分が間に合って、
誰かが遅れると僕はすごく怒ります。
ナンテヤツダ!