もしも◯◯だったら。




私がもしも男の子だったら。


しっかり者で人気者だったらいいな・・・


そして、男友達と、可愛い子のことで盛り上がったり、


本気で喧嘩してみたり


みんなで遊んだりしてみたいな。




私がもしも鳥だったら。


鶯みたいな鳥がいいな。


春をみんなに知らせてあげれるような…


そして冬は静かに休めるような鳥に…。




私がもしもお姫様だったら。


綺麗なドレスを身にまとって


お城のパーティーに行きたいな…




私がもしも、アリスだったら。


時計ウサギさんと野原を走り回ったり


チェシャ猫とお喋りしたいな。




私が・・・・・・・・・・・・・・・


私がもしも私じゃなかったら。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・考えられないな。


やっぱり、私は私でいたい。


素のままの、本当の私でありたい。

サァサァと雨が降る。


……雨が降る。


空だけじゃない。


心までも暗くなる。





おまえなんて嫌いだよ。


そういえたらどんなに楽だろう。


名声、世間体、視線


全て、重く私にのしかかる。


事実は偽れない。


けれど、言葉は偽れる。


矛盾してる、私の心。


巫山戯ないで。巫山戯てない。


私は所詮、ただの人間だから。




おまえが嫌い。


ホントは違う。


素直になれない、曖昧な自分。


そんな自分は大嫌い。


君が好き。


言えない、言えないよ。


言いたい。


言えない。


聞けない。


聞きたい。


答えてよ。




今日の天気は


―――――――――――― ……君次第。

鳥はいいね、自由に空を飛べて。


誰にも縛られず、自由に。


それに比べ、私は………。





けれど、


鳥も、必ずしも空を飛べるとは限らない。


かごの中にいる鳥は、自由とは言えないでしょ。


でも、かごの中にいる鳥は全てが不幸というわけではない。


違う?





私が摘んだ一輪の花。


この花は不幸なのか?


この花はただ、短い命を一生懸命咲いてきたから


だからこんなに綺麗なんだ。





この世界に偽っていい物なんてない。


人が簡単に手を加えてはいけない。


人工のモノなんて、ただの模造品にすぎない。


そう、ただの模造品に……


模造品ばかりが増えていく世界なんて


見たくない。


見たくない。


見たくない。