室内は沢山の人がいるので彼はこの中にいるんだろうな…変な顔見られてるんだろうな…なんて思いながら仕事に就いてたら…上の方から
「おはようございます。」
と聞き覚えのある声が…。
見上げたら…彼だった。
写真じゃない本物の彼。
素敵な笑顔で
「やっと会えましたね。」
って声をかけてくれて私の頭の中は真っ白。
素敵な方。
やっぱり王子様はこの人で良かった。
彼「これからも宜しくね。」
私「はい!!お願いします。」
暖かい笑顔に見守られながら良いスタートができました。
来週の水曜日、彼に会うことになりました。
…と言っても、仕事上のことで彼のいる課に用事があり、一日会社を休み、朝から彼のいる課にお邪魔するのです。
今日その打ち合わせをYちゃんと電話でしてるのを彼が聞いていた様で、別件で彼と電話で話すことがあった時
「いつくるの?」
「何時頃?」
「駅で待ってるからご一緒しましょうか。」
…はずかしいから。
…照れるから。
片思いな私のとっては嬉しいし、はずかしい言葉ばかり。
来週水曜日…どうなるんだろう。
だから…今度の日曜日は、彼に少しでもガッカリさせる度量が減る様に美容院へ行くことにした。
どんな髪型にしよう、悩む。
でもこれは嬉しい悩み。
来月、私はどうなるんだろう。
実は今彼と同じ課にうつる話が動いていて、もしかしたら来月から彼のいる課に私は移るかもしれない。
本当は、今のところは会社の事情でやむ得ずやめることになったのだけど…。
もう彼とはこれきり…さようならなんだ…。
って思っていた矢先にこの話が動き始めた。
運命なの?
お守りが…きいてるのかな。
来月から本当に彼は、外での仕事にうつるらしく、今日わざわざYちゃんが連絡をくれた。
…とうとう、本当にもう声も聞けなくなる…。
そう思い落ち込んでいた時、再び彼のいる課に連絡する機会があって連絡をしたら…彼が出た。
今日の私は体調が悪く、声も思う様に出ないほど顎のリンパが痛く…辛かった。
そうしたら彼が電話切る間際に
「身体お大事にしてくださいね。」
って優しく声をかけてくださった。
「はい。ありがとうございます。」
とてもまいっていた私にとってなによりも嬉しい言葉。
今まで好きな人にこんな声かけられたことなく、私の目には仕事中でもおかまいなく涙があふれていた。
「ねっ、あともうじき今日は定時だし。」
続けて優しい言葉が。
声をつまらせながら私は
「…はい、…が…がんばります…。」
って懸命に意志を彼につたえた。
もう…本当に聞けなくなる。
そう思いながら涙をふいて仕事に向かったら、Yちゃんから連絡が入った。
彼が外の仕事にうつってしまう寂しさ、さっき優しい声をかけてもらえたことを話したら…
「だけど逆にね、○○さんがさ、外に出たら、今よりももっと会いやすくなるよ。
電話かけて待ち合わせとかして夜とか会ったり出来ると思うよ。
付き合ったらいいのに、○○ちゃん。」
えっ。。。
そんなこと私に…。
でもその後Yちゃんから、彼に素直にぶつかっていけばちゃんと答えてくれるからアタックすべしと薦められた。
考えておくよ。