生きて帰って怒られた‥はなし
(7月11日付)の続きの入院中の記録です。



一般病室でようやく落ち着きを取り戻し、自分に何が起きたのか?少しずつ現実が理解出来始めたある日


ひらめき電球病室に『ペコちゃん』が来てくれた。


ペコちゃんはICUで3週間お世話になった看護師さんで、くりっとした目が可愛い!


でも子供っぽくなくて、私が心底信頼して頼りきってた方だ。


ベッドサイドに駆け寄るなり
『みっちょさん!良かったぁ汗‥良かったぁ汗
と言いながらボロボロと大粒の涙をためながら強く私の手を握った。



この時の様子から、ICUでは、いかに緊迫した、壮絶な時間の経過が繰り返されたのか、、、
察する事が出来た。


ペコちゃんは天使だった。
実に献身的に優しく、強く、立派だと思った。


この日からだいぶ経ったある朝

起床時間と共に大きな声で
『みっちょさぁ~ん、みっちょさぁ~ん』っと呼びながら体重計を持ってペコちゃんが来たビックリマーク


毎朝6時に行われる体重測定、この日は病棟看護師のヘルプでICU 担当のペコちゃんが手伝いに来たとの事だった。


退院するまでその後2ヶ月居たが、一般病室でペコちゃんに会えたのはたった2回。


この日を最後にペコちゃんとは会えなくなってしまったあせる


退院してからかなり経過して
私は、医事課にファックスでペコちゃん宛にお礼の手紙を送った。


そして、病院にペコちゃん宛に年賀状を書いて送った。


その後ペコちゃんから葉書が届いた。


結婚して名前が変わり、手元に届くまで時間がかかったようだった。


その後もICU に訪ねて行ってみたが、異動になっていて会うことは叶わなかった。


いつかまた入院した時、


会えるかな?
会いたいな‥恋の矢


私の命の恩人『ペコちゃん』一生忘れないからね。音譜