『トラクリアの2時から痛み』


(続き)


猛烈な絞り込まれるような頭痛は数日間続きはしたが、次第に身体が慣れてきたのか、徐々に痛みは薄らいでいってロキソニンを飲まずに済んだ。


はじめは午後の2時から6時くらいまで我慢したが、日にちが経つにつれて、痛む時間も短くなっていき痛みの強さも和らいでいった。


朝一粒から夜一粒も増量されたが、夜飲む薬の副作用が出ると思われる時間帯は丁度眠っている時間だったからか、何故か夜飲むトラクリアの副作用には悩まされなかった。


主治医のありさん先生から説明は、直接私にはなかったが


姑からその薬が一粒4500円程するとちらっと聞いて驚いた!!


そんな高価な薬を実際に自分が飲む事になったという実感がなかった。


自分が特別な薬を飲む、特別な病気に侵されている事がまだ現実だとは思えないような感じだったが、


既に、夫と姑から行政に出す様々な書類の申請は出されていたようだ。


書類の具体的な話しは私には何も知らされずに行われていたが


トラクリアが一粒4500円もするとちらっと姑が口にだした事があって


その後、ありさん先生が私のベッドサイドに来たとき


こんな高い薬飲み続けたら
『破産するぅ~!申請が通らなかったらどーすんのっ!』って何を思ったのかひらめき電球私は訴え始めた。


ありさん先生は、私の剣幕におどおどしながら
『わかった、わかったよぉ~
僕!何枚でも書くよ!でも大丈夫、ちゃんと画像添付したから‥。』

と相変わらず優しかった。


(女の子私は、ありさん先生に甘えたくて、子どもみたいに駄々をこねてみたかったのか???かまって欲しかったのか?)



特定疾患は、あまり待たずに申請がおりた。


身体障害者手帳は、3ヶ月後の退院後届いた(記憶)。




(2005年販売)



この頃、承認されていた
『トラクリア』+『レバチオ』が私には著効してステージ4、フローラン不可の状態から
こうして、5年も内服薬でしかも最入院も0で生き延びている。


肺高血圧症の患者が在宅医療で使用していない初期の時代から


『マスク式人工呼吸器』を当時の訪問医療のO先生が強引に主治医を説得して、取り入れて下さったお陰もある。


訪問クリニックと総合病院の連携が上手くいった貴重な例であると思う。


虹ありがたい事である。




クローバー・参考→このblog

2013.2/26
メモレバチオのミステリー


2013.2/21
メモ私の薬は=『ウルトラマン』の怪獣の名前!?