肺高血圧症で入院初日に出逢った
『綺麗なお姉さん』は何者だったのか？
３年前のあの夏も猛暑だった！
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綺麗なお姉さんと★α波★
(2011/12/19の掲載
より抜粋) ----------------------------
2010
H22年
入院初日・7月26日
夕方「綺麗なお姉さん」が病室に来た。
お姉さんは私のベッドの脇に来ると“膝まずき”(正座に近い体勢)
ニコニコ
と話しかけて来た。入院するまでの体調の変化と経過などいろいろと細かな質問をされた。
もちろん、私は今までの経過をすべて話した。
・咳が酷くて、市販薬を何種類も試した事。
・近所の医者を３件通ったが全く効果がなく、現在も咳が酷い事。
・背中の激痛で３か月間毎日リハビリに通院した事。
・動悸、息切れ、呼吸困難。
・大量下血と“患部”激痛。
人ひとり、やっと入れる狭いスペースで、
お姉さんは用紙に記入していった。
お姉さんは終始 にこやか
で、ベッドに寝ている私の顔と
“同じ高さ”に顔を合わせて、話を聞いてくれた
。この病室は
全員がカーテンを閉め切っているので、
窓からの自然の光は一切入って来ない。
薄暗いその中でさえ
お姉さんは凄く
綺麗だった…。キラキラ輝いていた…。フレッシュだった…。
そして、このお姉さんの
“声”にはある“特徴”があった。それは『小鳥』のさえずりのような…
“安らぎ”と“癒し”を感じ
心を“穏やか”にさせる声だった。
人間はある“音の波”により脳に
★…[α波]…★
が発生する。
[α波]は脳を“安らか”
にさせる作用がある。
代表的な[α波]の“音源”は
◇モーツァルトの曲…。
その他
◇…清流のせせらぎ…
◇…海の波の音…
◇…オルゴール
…等に精神安定…
リラックス効果がある。
この
お姉さんの声には私の脳の[α波]を促す効果が含まれていた…。
あまりにもお姉さんが
“好印象
”だったので、私は、ランクの高い
ホテルにいる“コンシェルジュ”…
(宿泊客の各々のニーズに合わせて、要望を聞き入れてクリアしてくれる業務)
…か
(医師と患者の間に入って両者の意見や要望を調整してくれる)
“コーディネーター”
だと、すっかり
思い込んでいた
。後日、検査室を私の
を押して回ってくれたのも
お姉さんだった。そして、４日後
危機一髪で私の命を救う
*…ｼﾞｬﾝﾇ・ﾀﾞﾙｸ…*“
運命の女神”となる。
果たして
「綺麗なお姉さん」の正体は…
…１か月半も後に知らされた…
つづく