病室に着くとちょうど申し合わせでもしたように
主治医が入って来た!
「もう帰って良いって…
どういう事なのですか
あんなに凄く割れているのに…
本当に大丈夫なのですか
で頭ぶつけたらどうするんですか
の前が工事中でが振動しているんですが
に帰ったら動き回って寝てなんかいないと思うのですが」
先生の顔を見るなり
『たたみ込むように』
私は医師に質問攻めだった!
あまりにも信じられない状況だ
[]
医師は
『大丈夫大丈夫…。
割れた部分は頭の大きさが大きくなるに従って自然にくっ付くから…。
あれだけの事故だったら
普通はゲーゲー吐くんだけどなぁ~
この子は一度も吐かなかった』
っと言って首を傾げた。
そして、腰を落として
柵の中の次男の の高さに を合わせて
優しく言った。
『ボクぅ~!
お家に帰ろうか!』
私は医師のこの
真実味のある言動を ると
不思議と
(この医師は信頼できる人だ!)
(本当は優しい先生なんだ!)
っていう感じが
心の奥から湧いて来た!
よし!
この医師を信じよう…!!
私たちは、急遽…
このまま退院する事にした。
次男は、病院のレンタル着を着せられている。
救急搬送された時のとは返って来なかった。
あの
オレンジ色の
ポケモンのは…
まさか、今日必要になるとは思いもよらず、持ち帰ったままだった。
ナースさんが
『そのままレンタル着は着て帰っていいですよ
今度小児科に返して頂ければ…』
っと言った。
こうして、次男は
■…頭がカチ割れたまま…■
■…病院着のまま…■
■…裸足のまま…■
退院した。
ICUで
後6時間が生死の分かれ目
と宣告されたのは
土曜の
月曜の朝に生きて帰った。
将に
【奇跡の生還】だった…。
[]…[]…[]
つづく
世にも不思議な
週末(土日)物語…。
を私たち夫婦は体験した。
※尚
退院する時に入り口フロアーに大きく掲げてある
医師の組織表を見た。
次男が緊急搬送されて来て
真っ先に対応して
ぶっ太い注射器で頭の血を抜き取り…
怠慢な救急車の隊員を怒鳴り付け…
救急搬送~退院まで処置してくれた
あの緑色の半袖の熟年の医師は…
脳神経外科のトップ(部長)先生だった。
外来が休みの土曜日の午後
静寂の…
閑散とした…
電灯の消された暗い廊下で…
長男が鼻水を垂らしていていた…
あの日あの時
真っ先に対応して下さったのは
脳神経外科のプロフェッショナルだった。
泣き出しそうな顔で振り向いて
『お母さん!一番難しい場所なんですよ』
と言った医師だけだったら
恐らくダメだったろう。
母(私)が九死に一生
巡り合った
上級の循環器内科部長=
あの
■…司令長官…■の
お月さん先生と奇跡的出会いを果たしたように
次男も重体のあの日あの時間に
プロフェッショナルが
偶然…そこに居たのである。
2つの奇跡を体験したのは
母(私)の事実…。
主治医が入って来た!
「もう帰って良いって…
どういう事なのですか
あんなに凄く割れているのに…
本当に大丈夫なのですか
で頭ぶつけたらどうするんですか
の前が工事中でが振動しているんですが
に帰ったら動き回って寝てなんかいないと思うのですが」
先生の顔を見るなり
『たたみ込むように』
私は医師に質問攻めだった!
あまりにも信じられない状況だ
[]
医師は
『大丈夫大丈夫…。
割れた部分は頭の大きさが大きくなるに従って自然にくっ付くから…。
あれだけの事故だったら
普通はゲーゲー吐くんだけどなぁ~
この子は一度も吐かなかった』
っと言って首を傾げた。
そして、腰を落として
柵の中の次男の の高さに を合わせて
優しく言った。
『ボクぅ~!
お家に帰ろうか!』
私は医師のこの
真実味のある言動を ると
不思議と
(この医師は信頼できる人だ!)
(本当は優しい先生なんだ!)
っていう感じが
心の奥から湧いて来た!
よし!
この医師を信じよう…!!
私たちは、急遽…
このまま退院する事にした。
次男は、病院のレンタル着を着せられている。
救急搬送された時のとは返って来なかった。
あの
オレンジ色の
ポケモンのは…
まさか、今日必要になるとは思いもよらず、持ち帰ったままだった。
ナースさんが
『そのままレンタル着は着て帰っていいですよ
今度小児科に返して頂ければ…』
っと言った。
こうして、次男は
■…頭がカチ割れたまま…■
■…病院着のまま…■
■…裸足のまま…■
退院した。
ICUで
後6時間が生死の分かれ目
と宣告されたのは
土曜の
月曜の朝に生きて帰った。
将に
【奇跡の生還】だった…。
[]…[]…[]
つづく
世にも不思議な
週末(土日)物語…。
を私たち夫婦は体験した。
※尚
退院する時に入り口フロアーに大きく掲げてある
医師の組織表を見た。
次男が緊急搬送されて来て
真っ先に対応して
ぶっ太い注射器で頭の血を抜き取り…
怠慢な救急車の隊員を怒鳴り付け…
救急搬送~退院まで処置してくれた
あの緑色の半袖の熟年の医師は…
脳神経外科のトップ(部長)先生だった。
外来が休みの土曜日の午後
静寂の…
閑散とした…
電灯の消された暗い廊下で…
長男が鼻水を垂らしていていた…
あの日あの時
真っ先に対応して下さったのは
脳神経外科のプロフェッショナルだった。
泣き出しそうな顔で振り向いて
『お母さん!一番難しい場所なんですよ』
と言った医師だけだったら
恐らくダメだったろう。
母(私)が九死に一生
巡り合った
上級の循環器内科部長=
あの
■…司令長官…■の
お月さん先生と奇跡的出会いを果たしたように
次男も重体のあの日あの時間に
プロフェッショナルが
偶然…そこに居たのである。
2つの奇跡を体験したのは
母(私)の事実…。