義父母と義妹が到着後、丁度良く
別室に行くように指示が入った。
医師から家族に説明があるようだ!
ICUを通過して廊下を行くと直ぐの個室に通された。
家族全員が入って説明を受けた。
処置室でぶっ太い注射器で次男の頭から血を抜いてくれた
緑色の半袖の
あの熟年の医師が主治医だった。
医師は蛍光灯の光の中にレントゲンを貼り付けた。
浮かび上がったのはやっぱり
『スイカの縞模様』のまあるい物体だった。
あの時見た!
奇妙な物は【幻】ではなく、実在していた。
「これが、本当に息子の頭
」
その写真は衝撃的だった![ビックリマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
「嘘でしょ…。」
「夢であって欲しい…。」
っと
発狂したくなるような気持ちになった。
やはり、頭のてっぺんから右側に
「スイカの縞模様」とそっくりな割れ目がくっきりと
まで通じている。
医師は
『あと
6時間の内にもう一度出血したら
手術してみます。
でも極めて難しい場所なので手術になったら困難です。』
淡々とした口調で告げた。
処置室で泣きそうな顔で振り向いて答えた
若い医師の顔と重なった。
説明はそれだけで終わった。
家族からの質問はなかった。
『6時間以内に出血するかどうかで生死が決まる!』
私はそう理解して席を立った。
つづく![ダウン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/175.gif)
![image0001.gif](https://stat.ameba.jp/user_images/20111127/13/koyuki-m-0726/f4/31/g/t01500050_0150005011636975216.gif?caw=800)
別室に行くように指示が入った。
医師から家族に説明があるようだ!
ICUを通過して廊下を行くと直ぐの個室に通された。
家族全員が入って説明を受けた。
処置室でぶっ太い注射器で次男の頭から血を抜いてくれた
緑色の半袖の
あの熟年の医師が主治医だった。
医師は蛍光灯の光の中にレントゲンを貼り付けた。
浮かび上がったのはやっぱり
『スイカの縞模様』のまあるい物体だった。
あの時見た!
奇妙な物は【幻】ではなく、実在していた。
「これが、本当に息子の頭
![!!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
その写真は衝撃的だった
![ビックリマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
「嘘でしょ…。」
「夢であって欲しい…。」
っと
発狂したくなるような気持ちになった。
やはり、頭のてっぺんから右側に
「スイカの縞模様」とそっくりな割れ目がくっきりと
![耳](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/103.gif)
医師は
『あと
6時間の内にもう一度出血したら
手術してみます。
でも極めて難しい場所なので手術になったら困難です。』
淡々とした口調で告げた。
処置室で泣きそうな顔で振り向いて答えた
若い医師の顔と重なった。
説明はそれだけで終わった。
家族からの質問はなかった。
『6時間以内に出血するかどうかで生死が決まる!』
私はそう理解して席を立った。
つづく
![ダウン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/175.gif)
![image0001.gif](https://stat.ameba.jp/user_images/20111127/13/koyuki-m-0726/f4/31/g/t01500050_0150005011636975216.gif?caw=800)