今年も、年が明けてはや3月に入りました。


 光陰矢のごとし、本当に一年がたつのは早いと感じる。


 今年は、雇用問題がいよいよ本格的に議論され、


 大企業等の社会的責任にも少しずつ目が向けられている。


 何かにつけて「自己責任」といわれていたが今までは、


 政府や企業に責任を問うことはあまりされなかったように


 感じた。しかし今は違う。


 当事者、自らが立ち上がり政府や大企業などに対し声を


 挙げ始めている。


 これは本当に大事な動きであり、確実に世論も動かしている。


 今年は総選挙も遅くとも9月には行われる。


 若者達も政治に興味を持ち始めていると感じる。


 自分自身の感想だが、「社会は変わる」という思いは多くの人たちが持ち始めた。


 そこからが大切で、「社会は変わる」から「社会を変える」という主体的な動きを


 いかに創るかが大切だと思う。 




 最近、バタバタと忙しい毎日のなかで「自分」について考える機会があった。


 それは、仕事場が、同じビルの友人やその他のところで会う友人達との話がきっかけだった。


 どの友人も、「仕事が大変でなかなかプライベート・・」とか「忙しすぎて、遊びに行く元気がない」など立ち話で


 はあったが、元気が感じられなかった。


 そんな話を聞いて、「がんばれ」と声を掛けたがはたして・・・


 その後に、いろいろとあんな励ましでよかったのか、そもそも励ましになっているのかと自問自答する。


 「どんなときで、相手の立場に立って」というがそれが現実には、言葉で言うほど簡単ではない。


 しかし、大切なのはそこに向かうまでのプロセス、すなわち努力が大切だと思う。


 自分自身もっと器の大きい人間になれるよう努力したいと願う今日この頃です。

 


 


 

全編の上映時間が4時間30分に及ぶため、フルヘンシオ・バティスタ による独裁政権 フィデル・カストロ と共に倒す、キューバ革命 までを描いた「チェ 28歳の革命 」(原題:The Argentine)と、ボリビア での敗北と処刑までを描いた「チェ 39歳 別れの手紙 」(原題:Guerrila)の二部作を見ました。



アルゼンチン人のゲバラは医学部出身、当時のアルゼンチンは軍国主義。



そんな中でゲバラは、この国で医者になっても軍に引っ張られ、本当に医療の必要な



方にとどかないと半ば亡命に踏み切る。そんなときにカストロと出会い革命ゲリラ隊



に入隊する。・・・・ そしてキューバ革命後、ボリビアへと渡り39歳の生涯を遂げる。



こんなストーリーで展開された。



映画の詳細は映画館にて!



その映画で、ゲバラの生き方に感動した。



裕福な家庭に生まれながら、貧しい人たちの為に命をかける姿、5人の子ども達に



あてた手紙に「世界のどの国でも不正があれば、どんな不正であれ悲しむことのでき



る人になりなさい」。



そしてゲバラは自分の命をかけて、「私の力をもとめているひとのために」と



ボリビアに向かうゲバラ。社会変革のために命をかけたその行動は多くの人間



を勇気づけたか。そしてゲバラがいることで人々はどれほどつよくなれたでしょう。



自分もそうありたいと思う映画でした。







 27日、両院協議会の意見がまとまらなかったため定額給付金を柱とした2008年度の二次補正予算が憲法規定により衆議院の議決が国会の議決として採択されました。あまりに短い国会審議時間で十分な議論もなされないままのこの顛末。予算を執行するには関連法案が必要ですが、このような予算の通し方で関連法案への理解を求めようというのでしょうか?


 話は飛んでしまいますが、日本政策金融公庫岡山支店(岡山市田町)がまとめた昨年10―12月期の岡山県内中小企業動向調査では前期に比べて16ポイントあまりも下降しました。製造業、非製造業を問わずこの後さらに悪化するとの見込みが出されており、政治の果たすべき役割は大きくなる一方だと感じます。

ここのところ、生活保護についての相談が3件ほどあった。


そのなかで、ある方は40代の男性で、兄と二人暮らしをしているという。


「所持金が現在1000円ほどしかない」と生活保護を受けれないかと相談があった。


生活の状況は、1ヶ月ほど前に、電機、水道が止められ、飲料水はスーパーで無料の水を汲みに行き、トイレな


どの下水は近くの川から汲んで流している、もちろん風呂にも入れない状況。


食事はと、尋ねるとスーパーで30円くらいのうどんを買って一日一食で済ませるという。


それも一日一食たべるのもたまにだという。


ただちに生活保護などの申請に詳しいかたに紹介しました。



こんな生活を余儀なくされている方は今大変大勢いる。


紹介したケースはまだ、相談してくるだけましである。


中には自己完結し、あきらめて路上に出て行くケースも少なくない。


憲法25条の一項にある「健康で文化的な最低限度の生活」がまもられていないそして


25条の2項では「福祉の増進に務めなければならない」とあるがこれも後退ばかりで守られていない。


1項も大事だが、2項も注目して社会を見ることが大事ではないかと思う。

 タイトルは1月20日付の岡山日日新聞見出しからです。抄出の記事はhttp://www.okanichi.co.jp/20090120131735.html を参照ください。岡山でも年末派遣切りで少なくとも4人がホームレスとならざるをえなくなっているという事実は、どんな地方でも同じ状況が生まれている証左ではないでしょうか。

 また同じく一面には、三菱自工水島が2月の製造ライン稼動を予定していた21日から、7日へ縮小という記事が踊っています。雇用を巡った状況の悪さを示していると強く感じました。


 果たして対策はどうなのか?岡山県は20日労政・雇用対策課内に「緊急雇用対策室」を設けて、先月25日に設置した「緊急・経済雇用対策本部」の運営に当たるとしています。市町村との連携などで機動的な対策を実行していくことが望まれます。


 さて、離職者向けの住宅供与策として6ヶ月以内の期限付きではありますが、国や県と同様に岡山市でも北長瀬みずほ住座を提供することになっています。しかしこの住宅には風呂が付いておらず、設置するならば約10万円の費用は入居者負担とのこと。市費での設置を求める議員質問もありましたが、「既存入居者との公平性、公衆浴場がある」を理由に入居者負担の方針を変えてはいません。なお、浴槽未設置の県営住宅では県費での設置が決定しています。

 キヤノンは15日、半導体製造装置を造る宇都宮光機事業所で、2月以降に契約満了を迎える期間社員と契約社員約190人全員に3月から順次、契約期間を6カ月延長した上で休業補償を行うことを決めた。休業状態で仕事はないが雇用を継続し、その間1人平均で月額約15万円を支払うことを決めた。

 当面契約を継続することで社員の生活環境の激変を避ける意味がある。

 それまで働いていた3カ月間の平均賃金の85%を支払う、労基法では60%と定められているが上積み。現地の物価などを考慮し最低でも14万円が支払われる。休業中は、アルバイトなどの他の仕事や次の職探しができる。

 また、退職を希望する人には150万円前後の特別退職金を支払う。社員はどちらかを選択でき、休業した人でも1カ月ごとに退職を選び退職金を受け取れる仕組み。

 今後、他の生産現場で雇用調整に追い込まれた場合も、期間社員など直接雇用者を対象に今回と同様の基準で休業手当や特別退職金を支払う方針。キヤノン側と直接雇用関係がない請負会社社員の削減が問題となった子会社大分キヤノンのケースとは違うらしい。


 こんなニュースが報道されていた、派遣や期間工などの雇用形態があるかぎり、完全ではないものの、現時点では緊急対策としてはなかなか。


やっぱり、少しずつでも世論は確実に社会を動かしている。

少しずつでも、何かの動きを示していくことが大事なことだ。


働くみなさんご一緒に社会を、そして政治を変えましょう。

黙っていては、何も変わらない、動けば必ず変わる。

 どうして各種調査でも批判の多い定額給付金をそのままに数を頼んで採決してしまったのか‥いったいどこを向いて政治をしているのでしょうね。歳を越してからも、ソニーやTDK、あるいはパナソニックなどなど事業の見直しや工場の整理など吹き荒れる雇用破壊の風は止む気配を全く見せません。


 


 年末年始の報道で派遣村が大きく取り上げられたこともあってか、期間内での突如打ち切りは目立たなくなってきた気がしますけれど3月ごろまでには今度は契約更新をしない方向で大きな雇用問題が生じてくることは必死です。


 


 雇用ネットワークを名乗っている以上はもっと多くの人と協力し合って、起きている問題はどう解決できるのか考える場にしていきたく思います。


岡山県の○○自動車の水島製作所で3月までに新たに900人の派遣や期間工の

人員削減が発表されました。去年250人の雇い止めをしたばかりです。
 

 これによって水島製作所のほとんどの派遣や期間工が職を失うということになります。一人ひとりには生活、そして大切な家族がいるんです。それを壊すことは許されません!

 

大企業が社会的責任を果たさず、労働者の生活より、自分達の利益を優先することを、許すわけにはいきません。


 そして何よりも、国民の生活に政治が責任を持たない状況を変えることも重要だと日々実感。


 総理大臣さん、予算を通すのも大事ですけど、その前に国民に対して道理を通して。


 新年あけましておめでとうございます。

 本年もよろしくお願いします。


 さて、昨日新年最初の青年雇用ネット会議が行われ、今年一年間の取り組みについて楽しく、前向きに話し合われました。

 

 1、今問題になっている、「派遣切り」「雇い止め」などの問題は年度末には人数が拡大し、より大きな問題となってくることが予想される中で、3月上旬に労働組合などと共同で「路上相談会」(仮称)を開くことを予定。


 2、5月段階には青年層を中心としたメーデーを予定し、実現可能かどうかをみんなで検討しています。


 3、8月段階には食事をしながらの「パスタde雇用」第二段「○○de雇用」を企画すること。


  以上のことが主に話し合われました。


 本年も「人間らしく働きたい」、この願いを日本中の働く人みんなで実現するため青年雇用ネットワークもがんばります。ともにがんばりましょう。


Yes,We,Can