美味しいぶどうの季節になりました。

日本で本格的にぶどう栽培が行われるようになったのは明治時代に入ってから、
山梨県原産の「甲州ぶどう」は、鎌倉時代初期にはすでに栽培されていたようです。

また果皮に白っぽい粉が付着していますが、これは水分の蒸発を防ぐための「ブルーム(果粉)」というものです。
この粉がまんべんなく付いているブドウは鮮度がよい証拠です。


そこで、ぶどうの栄養と効能について調べてみました。

ぶどうの皮には、眼精疲労や活性酸素の除去に効果があるとされる「アントシアン」が多く含まれます。
アントシアンはポリフェノールの一種で、悪玉コレステロールの発生を防ぎ血液をキレイにする働きがあるといわれています。
そのため、動脈硬化やがん予防にも期待ができます。
デラウェアなどの赤ブドウには、強い発がん抑制作用を持つ「レスベラトロール」というポリフェノールも含まれています。

また、果実に多く含まれるブドウ糖や果糖は疲労回復に効果があるので残暑のエネルギー補給に最適です。






















2013年、十五夜の満月が見れる日は9月19日です。

十五夜は「お月見」「名月」「中秋の名月」などと呼ばれ、
観月の好時季とされ、昔は月下に酒宴を張り、詩歌を詠じ、
すすきを飾り、月見団子・里芋・枝豆・栗などを盛り、神酒を供えて月を眺めて楽しみました。

中秋の名月を鑑賞する風習は、平安時代の貴族の間に取り入れられ、
武士や町民へと次第に広まっていきました。
特に農民の間では農耕行事と結びついて、収穫の感謝祭としての意味を持っていました。

一年のうちでも、この夜が最も空気が乾燥し、澄み渡った夜空に明るい月が鮮やかに見えます。

秋草の花、競う虫の音、それに露(つゆ)と、秋の風物がぴったりと揃う時季でもあります。



$いろはにこんぺいとう☆ 季節の暦日記


白露(はくろ)…「しらつゆ」とも読めます。

この時期、早朝わずかに気温が下がった時に見られる、
草の葉先に水晶の玉のような美しい露(つゆ)を結ぶことを意味します。

確実に少しずつ気温は下がってきますが、
まだまだこの時期には残暑が厳しいことが多いです。


空気が冴え渡り、美しい月を見ることのできるようになるのも、この白露の季節です。

秋の気配を感じ始めます。


今も昔も見上げる月はただひとつ…

今夜、空を眺めてみてはいかがでしょうか。