美味しいぶどうの季節になりました。
日本で本格的にぶどう栽培が行われるようになったのは明治時代に入ってから、
山梨県原産の「甲州ぶどう」は、鎌倉時代初期にはすでに栽培されていたようです。
また果皮に白っぽい粉が付着していますが、これは水分の蒸発を防ぐための「ブルーム(果粉)」というものです。
この粉がまんべんなく付いているブドウは鮮度がよい証拠です。
そこで、ぶどうの栄養と効能について調べてみました。
ぶどうの皮には、眼精疲労や活性酸素の除去に効果があるとされる「アントシアン」が多く含まれます。
アントシアンはポリフェノールの一種で、悪玉コレステロールの発生を防ぎ血液をキレイにする働きがあるといわれています。
そのため、動脈硬化やがん予防にも期待ができます。
デラウェアなどの赤ブドウには、強い発がん抑制作用を持つ「レスベラトロール」というポリフェノールも含まれています。
また、果実に多く含まれるブドウ糖や果糖は疲労回復に効果があるので残暑のエネルギー補給に最適です。