ひさーしぶりのビジネスネタ。
とある大型原価低減案件が大詰めを迎え、いざやるぞ、という直前で、大丈夫なはずの評価項目
がひっくり返ってNGとなったことがありました。
仕入先発注レイアウトを根底から変更することを兼ねていたこともあり、低減額はかなりのものでした。
鼻高々・・・! 意気揚々・・・!!と思っていただけにショックでした。
対策会議で、思わず「年間原低が▲○○○○万円なんですよ、何とかしてください!!」と言って
しまったのです。
これは大いなる失言でした。
いくら調達が吼えようと、最終ユーザーを満足させる品質/評価基準を満たせないものは当然採用
できません。
満たすための活動は、直接的には設計部署の仕事であり、調達が出来ることは進捗管理及び
サプライヤー窓口としてのコーディネーションでしかありません。
大いに反省すると同時に、調達単独では何も出来ないことを改めて思い知らされた出来事でした。
では、また。