レモンバームの話 | AstroStagioneBene 星と季節と共に活きる

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レモンバームの学名は

Melissa officinalis

この学名はラテン語です。

 

レモンバームは、メリッサとも呼ばれています。

 

イタリア語はラテン語から派生した言葉なので、

イタリア語よりその意味を知ることができます。

 

イタリア語にはmellificareという動詞があります。

この意味は、「ハチミツバチが蜜をつくる」

他にも、Miele「はちみつ」という言葉があり、

Melissaはハチミツバチと関係があることが分かります。

ラテン語のMelissaはハチミツバチを意味します。

 

officinalisはオフィスの語源です。

オフィスとは「実利を生む場所」になります。

なので、officinalisが学名についている植物は、

一目で人間に有用な植物であることが分かります。

 

中世の修道院では、不老不死の霊薬とされ、トニックウォーターに加えました。

レモンバームは、少しずつ、気持ちを明るく導き、閉ざした心を慰めようと働きかけます。

 

生でも乾燥でもハーブティーになります。

学名にハチミツバチを表すMelissaとつけられているように、ハチミツとの相性が良い合格