いつも来ていない人に言われたくない、そういう考えが、少年野球でもめてる原因のようです。


子供を預けているのだから、どんな親も意見できるべきと、思う反面、私達イベントチームも、同じく。運営準備にほとんど関わらない人が当日文句ばかりつけて困ります。来てない人は文句いうなというこの考え、どう思う?


■ 気持ちとしての「来てない人に文句言われたくない」は自然


準備や運営に時間と労力を注いでいる人にとって、何も関わってこなかった人が突然口を出すのは 「都合のいいときだけ来て言いたいことだけ言うな」 という気持ちになるのは当然です。


特にイベントや少年野球のようなボランティアや協力体制の場では、


「一緒に苦労を共有してないのに」


「こっちは我慢してやってるのに」



という「不公平感」が怒りや衝突の原因になります。



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■ 一方で「関わっていなくても意見できる」という考え方も一定の理はある


特に「子どもを預けている親」「当日お客さんとして来る人」などは、運営に携わっていなくても、利用者・関係者として意見を持つ権利があるという見方もできます。


これは特に運営側が “自分たちだけで完結した閉じた世界” になってしまうことへの防止として重要な視点です。



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■ 落としどころ:意見の「質」と「伝え方」


以下のような整理がバランスがとれているかもしれません。


1. 関わってない人でも「意見する権利」はある

 → ただし、事実確認・背景理解が不十分な意見には限界があることを本人も自覚してほしい。



2. 意見をするなら「建設的に」「リスペクトをもって」

 → 責めたり、上から言うのではなく「こうしたらどうかな?」という姿勢なら受け止めやすい。



3. 運営側は「関わっていない人の声を一部参考にしつつ、最終判断は現場の声を尊重する」

 → すべての意見を平等に扱うのではなく、「関わっている人の知見」と「関わっていない人のフレッシュな視点」をうまく使い分ける。





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■ 少年野球やイベントチームの場合の具体例


「当日だけ来て文句言う人」に対しては

 →「今後もっと良くするために、一緒に準備から関わってもらえたら嬉しいです」と伝えると角が立ちにくいです。


「来てない人は意見言うな!」と感情的に拒否すると、組織がギスギスしてしまうこともあるので

 → 「それは良い意見ですね。私たちの運営状況を説明してもいいですか?」と開かれた姿勢で返すと、相手も歩み寄りやすくなります。




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■まとめ


> 「来てない人は文句言うな」は、心情的には正しい。

でも、長く健全なチームを作るには、意見は開かれた形で受け入れつつ、準備や実行の重みを理解してもらう仕組み が必要です。