『今週のカレンダー』
今週は「大安の日」が
2度訪れます。
9月 30日 (月)~
9月最後のこの日と
10月 5日 (土)~
10月最初の週末のこの日です。
『今週の季節の歌』
猛暑の2024年夏は台風とともに過ぎ
去り今週から10月がスタートします。
芸術の秋・スポーツの秋・食欲の秋
を存分に楽しみたいですね。
週間天気予報(東日本編)
TBS NEWSより
秋の季節になりますと↓このような
澄んだ青空、流れる雲、美しい花々
が疲れた心や身体を癒してくれます。
秋空に映えるコスモス畑の絶景
今週の歌は次週以降にして、今回は
シリーズ化しました『愛犬もんちゃ
んと楽しい家族』第5弾の動画でリラ
ックスしていただきます。
今回の動画では先住犬のもんちゃん
が犬社会のルールを子犬のにこちゃ
んへ教授するという子育て、犬育て
中の飼い主さん方にとっても大切な
お話となっています。
にこちゃん(妹)が来てから楽しい
毎日で優しい兄さん犬のもんちゃん。
体は小さいけど負けん気100倍の
にこちゃんの成長が楽しみです。
『今週の記念日』
10月 3日 (木)~2007年に
『綺麗』が発売されました。
作詞~石原信一 先生
作曲~円 広志 さん
10月 5日 (土)~
3曲発売されています。
①『同級生』(1972年)
作詞~阿久 悠 先生
作曲~遠藤 実 先生
②『ほお紅』(1984年)
作詞~SHOW 先生
作曲~小杉保夫 先生
③『涙雪』
作詞~秋元 康 先生
作曲~芹澤廣明 先生
『続・今週の話題曲』
北海道にゆかりのあります3名の
作詞・作曲家『懐かしの作品集』
も今週で最終回となりました。
なかにし礼先生、森田公一先生に続
いて 浜 圭介 先生に最後を飾って
いただきます。
浜圭介先生は昌子さんの全盛期(19
81年~1986年)のほかに再デビュー
から2度目引退(2006年~2019年)
までの約20年間にわたる作品の提供
そして、何よりも思う様に声が出な
い時期において同じ音楽家として温
かい支えと優しい見守りは決して忘
れることができません。
そういう訳で最終回の今週は、歌手
から転向され作曲家活動で輝きまし
た浜圭介先生の作品紹介を中心に経
歴も交えながらお届けいたします。
1.【 浜圭介先生の
生い立ちと札幌での学生時代 】
1946年(昭和21年)
中国・東北部で生まれる。
1947年
終戦後の引き揚げにより青森
から北海道・札幌市で幼少期
を過ごす。
1961年
高校1年(15歳)の時にダンス
ホールでアルバイトをして人前
で歌を披露して、歌う喜びに目
覚めます。
夜の札幌と浜圭介先生の甘い歌声と
言えばこのデュエットソングですね。
『北空港』 (1987年11月5日発売)
作詞~やしろ よう先生
作曲~ 浜 圭介 先生
2.【 浜圭介先生の歌手の道
は遠く、挫折と挑戦の日々 】
1962年
高校を中退して歌手を目指して
東京へ向かいます。
1964年
牧 宏次 で歌手デビューします
がヒットに恵まれませんでした。
1966年
今度は 大木 賢 で再デビューしますが
これまた駄目でした。
1968年
歌手の道を諦め、浜 圭介 のペンネーム
で作曲活動を始めます。
自作(作詞・作曲)の『おんな道』で
歌手 浜 真二 で再々デビューして少し
ヒットしましたが続かず、またしても
歌手の道を諦める形となりました。
3.【 浜圭介先生の運命を
変えたギターとの出会い 】
1970年
転機は歌の師匠 漣 健児 先生(作詞家)
のアメリカ旅行に同伴した旅先で手に
した1本のギターでした。
そのギターから、ほとばしる様にメロ
ディーがあふれて来たそうです。
1971年
奥村チヨさんへ提供した作品の
『終着駅』(12月25日発売)が
大ヒットして翌年1972年の第23
回紅白出場曲となりました。
1972年
三善英史 さんへの作品『雨』(5月
25日発売)が昌子さんと同じく日本
歌謡大賞・放送音楽新人賞と日本レ
コード大賞・新人賞を受賞しました。
昌子さんが涙で歌えなかった際には
駆け寄って一緒に歌ってくれました。
1972年
千葉紘子さんへシングル盤作品と
小柳ルミ子さんへアルバム作品の
『折鶴』(8月25日発売)を提供。
1972年
内山田洋とクールファイブへの作品
『そして、神戸』(11月15日発売)
が第15回日本レコード大賞・作曲賞
を受賞しました。
1973年
堺 正章 さんへの作品『街の灯り』
(6月25日発売)が第15回日本レ
コード大賞・作曲賞を受賞しました。
4.【 ヒットの影にスランプある
ものの着実に国民的作曲家へ前進 】
1974年
歌手 奥村チヨ さんと結婚。
1975年
北原ミレイさんへの作品『石狩挽歌』
(6月25日発売)が日本作詩大賞の
作品賞を受賞し、北海道小樽市の旧
青山別邸記念碑となかにし礼先生直筆
の歌碑が建立されました。
1980年
八代亜紀さんへの作品『舟唄』が1979
年日本レコード大賞・金賞を受賞した
のに続いてこの年の『雨の慕情』(4月
25日発売)が第22回日本レコード大賞
の大賞を受賞しました。
5.【 浜圭介先生が
天才歌手森昌子へ捧げた2曲 】
1981年
①『哀しみ本線日本海』
作詞の荒木とよひさ先生と編曲の
竜崎孝路先生と3人で作り上げた
作品は、昌子さんのこの曲で燃え
尽きる覚悟の熱意とキャンペーン
が実って、第23回日本レコード大
賞・金賞ほか各賞と紅白初の紅組
トリとなりました。
1982年
②『立待岬』
そうそうたる実力歌手が居並ぶなか
2年連続のヒットと賞レースは厳し
いと思われましたが、昌子さんが歌
われたこの曲は第3回古賀政男記念
音楽大賞の大賞を受賞しました。
6.【 昌子さんへ提供された作品
代表2曲を除くベストセレクション】
①『北寒港』
1981年1月21日 発売
②『花暦(シクラメン)』
1982年3月21日 発売
『鷗唄』のカップリング曲
③『恋は女の命の華よ』
1985年2月21日 発売
④『 駅 』
『恋は女の命の華よ』
のカップリング曲
⑤『そして、今…
悲しみの終着駅…』
1986年8月21日 発売
⑥『バラ色の未来』
再デビュー曲
2006年6月7日 発売
⑦『こころ雪』
2007年1月17日 発売
⑧『愛は流れる』
デビュー40周年記念曲
2011年11月9日 発売
⑨『人生に乾杯』
2012年11月21日発売
作詞・作曲~浜圭介先生
⑩『はぐれどり』
2013年6月26日 発売
⑪『メモ用紙』
『はぐれどり』のカップリング曲
作詞~胡沙まりも(森昌子)さん
⑫『哀しみの終着駅』
2017年8月9日 発売
『悲しみの終着駅』のセルフカバー曲
⑬『あなたの愛に
包まれながら』
2018年10月10日 発売