『今週のカレンダー』
4月 26日 (月) ~
「大安の日」です。
4月 29日 (木) ~
『昭和の日』の祝日です。
もともと(2006年まで)『みどりの日』
と呼ばれ、『昭和の出来事を
忘れずにみんなで思い出して
日本の未来について考えていき
ましょうという日』
このような趣旨で制定されました。
【まめ知識】
(歴代天皇の誕生日とカレンダー)
明治天皇(11月3日)~『文化の日』
大正天皇(8月31日)~平日扱い
昭和天皇(4月29日)~『昭和の日』
平成天皇(現・上皇さま12月23日)
~平日扱い
令和天皇(現・天皇陛下2月23日)
~『天皇誕生日』
『今週の季節の歌』
新社会人の方々も、そろそろ
引越し、入社
研修、配属、通勤
などで心身の疲れが出やすい
時期でしょうか。
私の頃を思い出しますと、
諸先輩に恵まれ
『分からない時は、何でも
直ぐに聞きに来いよ!』
と励まされ、私も同様に後輩
たちにその言葉を伝え、一緒に
頑張った日々が今も甦ります。
今週の歌は、
母からの便り
を歌いました昌子さん作詞の
この曲をお届けいたします。
『メモ用紙』
2013年6月26日 発売
『はぐれどり』のカップリング曲です。
作詞~胡沙まりも さん
(逆さ読みで森昌子)
作曲~ 浜 圭介 先生
『今週の記念日』
5月 1日 (土) ~1977年に
『港のまつり』が発売されました。
作詞~ わたなべ研一 先生
作曲~ 沖田宗丸 先生
『続・今週の話題曲』
先週に続きまして、
『天才歌手 森昌子』がいかにして
大人の一流歌手へと
成長していくことが出来たのか
見てみたいと思います。
先週ご紹介いたしました
市川昭介先生は
『ためいき橋』の後、青春歌謡
の『故郷ごころ』で昌子さんの
リズム感の良さを再確認
されました。
『故郷ごころ』~1980年2月21日発売
作詞~ 山田孝雄 先生
作曲~ 市川昭介 先生
デビュー以来、昌子さんの全てを
ご存知の遠藤実先生は、
昌子さんの抒情歌の素晴らしさを
大人の恋の世界にも生かして
ほしいと思われ『信濃路梓川』で
肩の力を抜くように、のびのびと
歌わせることから始めました。
『信濃路梓川』~1980年6月21日発売
作詞~ いで はく 先生
作曲~ 遠藤 実 先生
アルバム(1980年11月21日発売)
「そしてひとり」 より
作詞~西沢爽先生
作曲~遠藤実先生
①『波止場通りなみだ町』
1980年9月21日 発売
西沢爽先生、遠藤実先生といえば
島倉千代子さんのヒット曲、
『からたち日記』のゴールデン
コンビで有名ですね。
この曲では、サビの部分を外して
始めから終わりまで淡々と
『なみだと別れが似合う港の女性』
の情景描写を、聴いている方に
想像してもらう歌い方を
取り入れています。
この曲は、1980年10月28日の
第13回日本作詩大賞で『大衆賞』
(大賞に次ぐ賞)を受賞しました。
この頃から昌子さんは
新曲との出会い、先生方の曲への
思いに感謝して、心を込めて歌う
大切さを改めて感じたそうです。
②『雨の港町』
『波止場通りなみだ町』
のカップリング曲です。
作詞~ いで はく 先生
作曲~ 遠藤 実 先生
またしても、
港の女性を演じます昌子さん。
アルバム(1981年4月21日発売)
「北寒港」より
作詞~さいとう大三 先生
作曲~ 浜圭介先生
①『北寒港』
1981年1月21日 発売
市川先生、遠藤先生
両先生のねらいを受け継ぐ形で
浜圭介先生も新たなイメージを
昌子さんに求め、アップテンポな
曲調に作品を仕上げました。
昌子さんも、歌の主人公に
なり切ろうとして、身体全体から
その雰囲気が感じられます。
②『海の男よ』
作詞~ 千家和也 先生
作曲~ 浜 圭介 先生
この曲では、港で待つ女性の
哀感を歌っています。
男性の立場として、あの哀しい
トランペットの音色が
胸に突き刺さるようです。
昌子さんも、主人公の女性
を見事に演じています。
③『雨の糸』
アルバム「そしてひとり」より
作詞~さいとう大三 先生
作曲~ 浜 圭介 先生
~昌子さんの思い出話~
『哀しみ本線日本海を歌った
頃からでしょうか、
歌っている最中に、ふと「絵」が
浮かぶようになりました。
どんよりとした鉛色の空や
激しく荒れ狂う、白い海の
波しぶきなど。
歌っていると、見えるはずのない
景色が浮かんで、その世界に
自分が引きずり込まれます。』
作詞~荒木とよひさ先生
作曲~ 浜圭介先生
『哀しみ本線日本海』
1981年7月10日 発売
10周年記念パーティーで
「賞とり宣言」の昌子さん
『すべての音楽祭に
名前を連ねたい!』
① 1981年7月24日
第2回古賀政男記念音楽大賞で
「優秀曲」を受賞。
② 1981年8月20日
第7回日本テレビ音楽祭で
「特別賞」を受賞。
③ 1981年10月27日
第14回日本作詩大賞で
「大衆賞」を受賞。
④ 1981年12月15日
第10回FNS歌謡祭で
「歌謡音楽賞」を受賞。
⑤ 1981年12月31日
第23回日本レコード大賞で
「金賞」を受賞。
1981年12月31日
第32回NHK紅白歌合戦
初の紅組トリで
晴れの舞台を飾り
大人の一流歌手
の仲間入りを
実現されました。