『今週のカレンダー』
11月 6日 (金) ~ 「大安の日」です。
11月 3日 (火) ~ 「文化の日」の祝日です。
『今週の季節の歌』
私の好きな言葉に
加藤登紀子さんが書かれた
人生を四季に例えた言葉
があります。
どんなに苦しくても
悲しくても、
生きている限り
季節は巡ります。
もう一度迎える春は
若い時の春よりも
鮮やかに、
駆け抜ける夏は
もっと強く、
秋の空は
深々と味わいましょう。
そして厳しかった
冬の思い出が
こんなにも私の心を
震わせる。
(森昌子45周年記念アルバム
『百年の恋歌~時を超えて~』
のプロローグの一節より)
今週の歌は
昌子さんの抒情歌の中から
心を癒してくれます
この曲をお届けいたします。
『四季の歌』
作詞・作曲~ 荒木とよひさ 先生
『今週の記念日』
11月 5日 (木) ~1973年に
『記念樹』が発売されました。
作詞~ 阿久 悠 先生
作曲~ 森田公一 先生
『続・今週の話題曲』
昌子さんが今も現役歌手
でしたら、今年の7月1日で
デビュー49年目を迎えていました。
そして来年には、節目の年の
デビュー50周年記念
の盛大なイベントが予定されて
いたと思います。
そこで今回は、
少し時計の針をもどして
加藤登紀子さんが
プロデュースされました
45周年アルバム
『百年の恋歌
~時を超えて~』
に収録されています10曲すべて
と歌詞カードの中に掲載されています
「楽曲解説」のポイント紹介を
合わせて、お届けいたします。
1.『百年の恋歌』
2016年7月1日 シングル発売のタイトル曲
【楽曲解説】
能登の「恋路海岸」に伝わる
伝説をもとに加藤登紀子が
書いた曲です。
森昌子は、抑えた中にも
情感を込めて、包み込む
ような哀感を伝えます。
2.『翔び立つ鳥のように』
このアルバムのために加藤登紀子さんが
書き下ろした新曲です。
【楽曲解説】
ポップなアレンジ、ノリの良い曲調。
ポジティブに新しい一歩を
踏み出す女性の気持ちを森昌子は
軽やかにそして奔放な
アプローチの歌唱で
聴かせます。
3.『難破船』
1988年に中森明菜さんがカバーされ、
大ヒットした曲です。
【楽曲解説】
森昌子は淡々と語るように、
でも静かな迫力を湛えた
絶妙な歌唱で、この悲恋の
主人公を演じています。
4.『愛のくらし』
【楽曲解説】
チェロとピアノだけの演奏に
合せて、森昌子は溢れる情感
を見事なバランスで
コントロールして聴くものを
引き込んでいきます。
5.『百万本のバラ』
加藤登紀子さんがロシアの流行歌
に日本語詩をつけて歌われ、
1987年に大ヒットされた曲です。
【楽曲解説】
白井良明の軽快なアレンジに
のせて、緩急自在、
天下一品の森昌子節
を聴かせてくれます。
6.『くちづけ』
【楽曲解説】
森昌子の歌唱は
一語一語を丁寧に
歌い、たおやかな女性
らしさを感じさせます。
7.『赤いダリア』
【楽曲解説】
森昌子の歌唱は、
哀感溢れる表情の
見せ方が巧みです。
(注)申し訳ございません。
こちらの動画は現在YouTubeでは
使用出来ない状態となっています。
復活され次第掲載したいと思います。
8.『陽ざしの中で』
2016年7月1日 シングル発売の
『百年の恋歌』のカップリング曲です。
【楽曲解説】
ピアノだけのアレンジという
およそ今までの森昌子の音楽に
例のないこの企画。
やさしい表情と
伸びやかな高音
による比類なき歌唱。
ここにも新しい森昌子が存在します。
9.『サヨナラの手紙』
この曲も、
加藤登紀子さんがアルバムの
ために書き下ろした新曲です。
【楽曲解説】
シャンソン風に語るような歌唱。
新しい扉を開けた
森昌子は、ここから
何処へ
行くのでしょうか?
とても楽しみです。
10.『ひとり寝の子守唄』
加藤登紀子さんは、1969年に発売
されたこの曲で、日本レコード大賞
『歌唱賞』を受賞されました。
【楽曲解説】
森昌子は、加藤登紀子が弾く
アコースティック・ギターに
合わせて、ひっそりと呟くように
歌います。