康太です。

 

今の時代というのは、

「インターネット」というものの発達で

割と何でも「バレて」しまいます。

 

僕が収入に似合わないボロ団地に住んでるとか、

面倒くさくて固定電話すら置いていないとか(笑)

 

まあそんなことはどうでもよくて。

 

そもそも今日の議題としては、

「自分の弱みやダメさを隠すのは果たしていいことなのか?」

「嘘をついてまで実績や権威性をアピールするのは意味があるのか?」

ということを話していきたいわけです。

 

 

結論から言うと、

「ダメさはどうせバレるし、それなら最初から曝け出して本音で行けばOK」

だと思っているし、

「自分の本質とかけ離れたエセブランディングはすぐ化けの皮が剥がれて信頼を失う」

というのが僕の見解となります。

 

 

まずそもそも、自分の欠点やダメさは隠しきれません。

 

あなたは多分、

清純派イメージで通っていた某女性タレントさんが

実は不倫していたというニュースでさんざんメディアが

大はしゃぎしていたのは、記憶に新しいと思います。

 

僕はいい加減同じ報道ばっかで、

「またかよ!」「もう放っておいてやれよ!」

って感じで若干イラっと来ていましたが・・・(笑)

 

あとは、某弁護士がアイドルのSNSアカウントを、

弁護士事務所のSNSでフォローしていたことがバレたり。

 

まあ、僕もPCにエロゲーやら某アイドルゲーを

ぶち込んでるので人のことはとやかく言うまい(笑)

 

もっと直接的に僕がいるネット業界のことを言えば、

嘘のクライアントの成果報告をしたり、

高級車やリッチな部屋を自慢していたら、

 

全く関係ない他人の写真を載せてることがバレたり、

高級車はナンバーからレンタカーであることがバレたり、

画像検索で部屋の画像は別サイトからの盗用であることがバレたり。

 

・・・と、こんな感じで、

ネットというのはやりたい放題、

嘘つき放題かと言えばそうでもないです。

 

変に自分の本音とまったく違うキャラを作ったり、

清純なキャラを気取って演じていたり、

すごそうなアピールをしようとしても、

見る人が見れば一瞬でバレてしまいます。

 

 

ビジネスの常識でよく言われるのが、

「ビジネスは自分を飾ってでも権威性を持たせるべき!」

ということなのですが・・・。

 

これは確かにある面ではそうなのですが、

僕は「弱みを隠して万能超人を演じる」というのは、

逆に危険性やリスクが大きいと思っています。

 

なぜなら、さっきも言ったようにバレるからです。

 

むろん、レンタカーを自車としてアピールしたり、

自分の部屋じゃないものを自分の部屋として公開したり、

そういうあからさまな嘘はあっという間にバレます。

 

また、

「自分の性格や本質を隠してまったく別のキャラを演じる」

というのもまた愚かな行為です。

 

たとえば、日ごろのんびりした人が、

行動力も決断力もあるキャラを演じていて、

それをどこまで持続できるかっていう話ですよ。

 

んなもん、3日持てばいい方で、

リアルで会えば多分3分でバレます。

特に本物のウェーイ系やオラオラ系には。

 

で、嘘ついてた、背伸びしてたことが分かった瞬間

その人への信頼はダダ下がりになってしまうわけ。

 

さらに、いかに嘘が巧みでその場はしのげても、

 

「自分の本音とあまりにかけ離れた」

「すごいキャラや清純派なキャラを日ごろ演じていればいるほど」

「バレる恐怖や不安、また実際にバレた時のダメージがデカくなる」

 

ということです。

 

実際、某女性タレントさんなんかは完全にあの事件で

「清純派」としての長きにわたって維持してきた

「ブランディング」が崩壊してしまいました。

 

おかげで、あることないことまでネットに拡散され、

彼女自身の人格が「極悪非道」であるかのように

何日も何日も報道され続けていたのです。

 

でも逆に、

「不倫も浮気も文化です!」と開き直った

某男優さんはむしろ「ネタ」として愛されています。

 

この違いは何かというと、

「ダメさを認めて開き直れたか」

という違いだけなんですよ。

 

某女性タレントさんの場合も、

たかが不倫でここまで貶められるのは可哀そうですが、

「清純派」を無理やり演じていたのがまずかった。

 

偽のブランディングでそれがバレた時のダメージは

これほどまでに大きいということが分かるはずです。

 

 

また、本音を隠して嘘のキャラを演じ続けるのは

本人にとっても負担ですしストレスになるはずなんですよ。

 

 

しかも、嘘のキャラを演じて集まってきたファンは、

「自分の本質ではなく自分の虚像を追いかけているだけ」

というのが分かりきっています。

 

自分の本音を好きになってくれているわけじゃない。

 

だから、気を抜いて素を晒した瞬間、

これまでのファンが手のひらを返すんじゃないか、

怖くて仕方がないわけですよ。

 

不細工なのにイケメンの仮面をつけて、

世間に「イケメン」として認識されてきた男優さんが、

ある日衆人の前でその仮面を外したらどうなるか?

 

自分の「仮面」に見惚れてキャーキャー言っていたファンたちが、

別の意味でキャーキャー言い出すのは目に見えています。

 

想像しただけでも怖いに決まってますよねw

 

 

そんなことになるくらいなら、

出川のような不細工キャラを素で出していく方向で

ブランディングしていく方が明らかに合っていたはずだし、

本人のストレスや恐怖も少なかっただろうはずです。

 

むろん、プロとしての意識や

「業界知識のある人」としての振る舞いは

また別の話で、情報発信やビジネスには必須です。

 

いくら新人のぺーぺー社員だろうと、

スーツや制服に身を包んだ瞬間に社会からは

「プロ」としての振る舞いを要求されます。

 

これは「偽りの自分を演じる」のとは似て非なるもの

ですので、そこは最低限区別しておきましょう。

 

それを踏まえたうえで、

 

「できることはできる」

「できないことはできない」

「好きなことは好き」

「嫌いなことは嫌い」

 

さらに、

「得意なところは得意」

「ダメなところはダメ」

 

という本音をしっかり出していくことです。

 

 

また、「ファン化」の重要要素として

僕の先輩アフィリエイターで成約率の高いライティングに定評のある人は

逆に「ダメさ」を出すことが逆に親しみやファン化につながるという理論を持っています。

 

人は案外能力だけでなく

「ダメさ」に惹かれるものなのです。

 

ビジネス上で「ダメさ」を出すのはよくない、

という人もいますが、

 

ダメなのは「ダメさ」だけを出すのがいけないのであって、

 

「長所の裏返しである短所」

「良さの裏返しであるダメさ」

 

というのはむしろ出してもいいと思います。

 

 

実際、漫画の主人公で好かれるのは

ドラえもんの「出木杉君」のような没個性の万能人間ではなく、

「のび太君」のような「ダメ人間だけど長所も尖ってる」人だったりします。

 

「長所は尊敬の対象」

「短所は愛される対象」

 

ということを言った人がいますが、

まさにその通りだと思いますね。

 

一つ注意点として、

さっきも言ったようにあくまで

「ダメさ」というのは「良さ」を前提にすべきです。

 

ただダメな奴とだけ言われてもそれで終わり。

 

そのダメさをカバーするような長所や良さは見せていきたいですね。

 

 

そういう意味で、

自分が幸せになるだけでなく、

ビジネスで成功していくためにも

「自分の本音」というのはしっかり知っておくべきです。

 

僕が目指す「ハイパーボヘミアン」とは、

お金や時間も得つつ、自分の本音で、

ワクワクすることを追い求められることが前提です。

 

確かに、ビジネス上では

「嘘をつく」というのは有効な方法です。

 

お金は稼げます。簡単に集客できます。

 

でも、そういうことを続けていると

バレた時のリスクが大きすぎるし、

何より「本人も辛い」んですよ。

 

よっぽど心臓に毛の生えた人じゃないと。

 

 

そもそも、

虚像で虚像を塗り固めていくようなビジネスで、

本当の信頼も、ファンも決してつくことはありません。

 

だから、その人はビジネスで稼いでも稼いでも、

本当の意味で満たされることはなくなっていきます。

 

そうなっては、本末転倒です。

 

 

僕は小難しい万能人間的マインド論は好きじゃないですが、

敢えて「一つだけ」大事なマインド論を挙げるとしたら、

 

「自分の長所と短所は正確に、大事な本音としてしっかり知っておけ」

 

ということですね。

 

 

結論として、

「長所の裏返しとしてのダメさは出して構わないし、ダメさは隠しきれない」

「自分の本音でやっていけるキャラやビジネスを選ばないと後でしんどくなる」

「結局、自分のことを知るのはすごく大事ですよ」

 

ということで、

是非覚えておいてもらえたらと思います。

 

では、今日のお話は

「ダメさを隠す」ことの危険性についてでした。