火葬① | ちゃちゃの『またママになれたよ!!』

ちゃちゃの『またママになれたよ!!』

結婚10年目。
2008年にIVFにて息子を出産。
2012年、奇跡的な確率で自然妊娠し、
2013年4月に出産予定です。

お空に18wで還って行ったツインズのママでもあります。

最近、チビガッツの風邪だのポリオワクチンの摂取だの、
バタバタしてなかなか時間が取れなかったのと、
何より火葬についての記事が一番思い返すと辛く、少し不安定になったりして…。
でも、このカテをUPした日は、見にきて下さっている方の人数がグーンと上がり、
やはり沢山の方にこういうこともあるんだと言うことを分かってほしいし、
何よりあたしが経験したような状態に今まさになってみえる方も中にはみえるかもしれない。
そんな方に、少しでも力が与えられれば…
そう思うと、やっぱり中途半端になんかできないですもんね。




退院した次の日、この日が双子の火葬の日でした。
あたしが入院中、役所に申請に行きそこでたんたんが予約を取ってきてくれました。
重い重い朝がやってきました。
たんたんの義父さんが、桐で作ってくれた小さな小さな棺。
それに、義母さんが小さなクッションを入れて下さり、たんたんに預けてくれていたのでそれを抱えて向かいました。
車に乗り込み、棺を見つめたまま会話もそんなになかった気がします。
でも、置き去りにして来てしまった我が子を迎えに行ける!!
なぜか、早く着いて!!そんな気持ちで助手席に揺られていました。
30分程車を走らせ病院に着きました。
この時時間は9時半くらいだったでしょうか。
火葬は13時からだったので、少し家で家族で過ごしてからと思ってはいたのですが、
連れて帰ってからは子供達といる最後の時間を大事にしたかったので、
行きには二人とも黒のスーツ、そしてあたしは「綺麗なママでいたいから」とたんたんにお願いし、
美容師である彼に髪を夜会巻きにピシッとあげてもらっていました。
病院にお見舞いに来るには凄く不自然な格好です。
見る人が見れば、だいたいの察しはついたと思います。
着いてすぐ、自分が入院していた病棟の階に行き、ナースステーションに行きました。
そしてそこで義父さん達が作ってくれた棺を渡しました。
5分程待った時、看護婦さんが二人を棺に入れて連れて来てくれました。
たんたんは何か手続きをしていていなかったので、
人気のない所でそっと棺の蓋をあけました。
そこには愛しい愛しい可愛い我が子達。そして、看護婦さん達がいれてくれた折り紙などが沢山入っていました。
涙が止まりませんでした。