大変久し振りの更新となりました。

 

今年も大変御世話になりました。

 

改めて2020年を振り返ってみます。

 

今年は新型コロナウイルスの影響が

仕事でもプライベートでもあった1年でした。

 

1月・2月前半は仕事面ではまだ新型コロナウイルスの影響を

大きく受けていない時期。

 

海外サッカーも通常通り客を入れて開催されていましたし、

国内スポーツもある程度緊張はありながらも

開催されていました。

 

マドリードダービーも、オ・クラシコも

観客の熱がスタジアムにありました。

 

2月後半から徐々に新型コロナウイルスの影響が

試合会場でも感じられるようになってきました。

 

V.LEAGUE DIVISION1 MENファイナルステージの実況を

広島・福山、群馬・高崎で担当させて頂きましたが、

福山では感染対策をしたうえで観客を入れての開催だったものの、

高崎でのグランドファイナル、

ジェイテクトSTINGS対パナソニックパンサーズは無観客での開催・・・。

 

ジェイテクトSTINGSの初優勝を現地で見届けられた嬉しさの一方、

ここにファンの皆さんがいたらどれだけ盛り上がっただろうか・・・という

寂しさもありました。

 

だからこそ、V1決勝と同じカードになった12月の天皇杯は

試合そのもののおもしろさに加え、

ファンの皆さんと一緒の空間で楽しめた、ということが本当に嬉しかったです。

 

 

3月後半から5月にかけては

日本だけでなく世界のスポーツが止まり、ほとんど仕事が無い状況。

 

6月になってようやくJリーグや海外サッカーが再開され、

少しずつ仕事も頂けるようになり、

そこから12月まで、一気に時が過ぎていきました。

 

 

今年はこれまで以上に

人の怖い部分、そしてそれ以上に暖かさ、人とのつながりの大切さを

感じた1年でもありました。

 

Twitter上での僕に向けられているであろうご意見は

ひとつずつ目を通していますし、

すべてのご意見を反映させるのは難しいですが、

出来る限りニーズにお応えしたいとは思っています。

 

「何だ、実況が福田かよ、○○さんが良かったな」という意見もあり、

「実況の福田、解説の○○さんの話をわかっていない」という意見もあり、

「実況の福田、ひどいな。俺の方がうまい」というご意見もあり・・・

すべて貴重な意見として吸収しております。

認知してもらえてはいる、ということですので・・・

改めて試合を聞き直すと、ああ確かにわかっていなかったな、と

思うことも多くあります。そういったところを気付かせてくれる意見は

大事にしたいと思っています。

 

時々FF外から引用リツイートを頂くこともありますが、

出来る限り返事はしようと思っています。

 

まさか本人から反応があるとは思ってもみないでしょうし、

毎回びっくりさせてしまってすみません。

 

 

一方で、Jリーグやバレーボール中継の会場で声をかけて下さる方もいて、

まだまだ未熟な僕を応援して下さっている方もいるんだ、と

嬉しくなることもありました。

「いつも楽しく聞いています」その一言だけで、よし、頑張ろうと思えます。

 

解説の皆様、中継スタッフの方々も、

まだまだ若手の自分に対して時に優しく、時に厳しく接して下さいますし、

毎年そうですが、本当に感謝しかありません。

 

 

来年の5月でフリーになって6年目に突入します。

日々勉強、という気持ちを忘れず、

皆さんと共にスポーツを楽しみたいです。

来年もスポーツ中継を通じて、皆さんと繋がれれば嬉しいです。

 

新型コロナウイルスの脅威もしばらく続きそうですが、

皆様がどうか健康でありますように。

 

では、良いお年を。