スタートからここまでかなりいい感じで漕ぎ進めてこれた。
思っていたよりも早い時間で30kmを過ぎた。
3時間を過ぎても身体は調子よく、集中できてるしハイになっていた。
このまま行くと目標タイムを切れると確信したくらいから
海面がわさわさしだし、ボードが明らかに走らなくなってきた。
風は相変わらずいい感じに吹いてるのに、全然グライドしないし、いいバンプも無い。
完全に逆潮の中漕いでる感じ。
丁度潮が引いてくる時間に入った。
なかなか進まなくなった、ここからがきつかった。
キャプテンからの指示で潮が悪いから「あと6マイルは死ぬ気で漕げ」と言われ、折れそうな心にムチを打ってもらう。
そこでさらに気合いを入れ直すために本日2回目の水交換。
冷たい水とメダリストのファストウォーターで生き返る。
その後、軽快に漕ぎだしたところで右の広背筋が攣ってきた。
だいたい4時間を過ぎた頃から身体のどっかに異変が出る。
多分筋肉伸ばしてる所。痛い。
撮影してくれたカメラマンのマイクさんはモロカイ初挑戦の時からサポートクルーのメンバーで
キャプテンとの通訳に撮影と、もはや欠かせない存在です。
この状態で最後までもつかな?とか他の所も攣ったらどうしょーとか
いろいろ頭で考えると良くないので漕ぐことだけにとにかく集中する。
今年のテーマは「集中」
しかしオアフ島がかなり近づいて来てるのに全く進んでる気がしない。
相変わらず海面はぐちゃぐちゃで、さらにひどくなってる気がする。
それでも漕ぐのをやめなければ絶対にいつかはたどり着く事を
これまでの経験で知っている。
この競技を通して、漕げば必ず前に進む事を覚え、
諦めなければいつか必ず目標にたどり着く事を知った。
ハナウマベイの沖を通過し目指してきた50キロ以上先のココヘッドにようやくたどり着いた。
ここまでくると周りにどこから現れたのか?再びたくさんのパドラーとボートが色々な方向から集結する。
今回はキャプテンの指示もあり、あまり崖に張り付かないでポートロックを回ることにした。
岩から跳ね返ってくるバックウォッシュが強烈で、強風とでかいうねりと混ざり合い海面はえらいことになってる。
いよいよこのでかい山を越えたらゴールのハワイカイが見える。
ここまで全然走らなかったけど、
ココヘッドの下に入ってからハワイカイに向かう潮に上手く乗れた。
このまま一気にゴールまで行きたいが
ポートロックを回った瞬間20ノットオーバーの向かい風。
残り2マイル(3キロ)
今度は潮じゃなく風に押し戻される。
このレースが世界で一番過酷な海峡横断レースと言われてるのも納得です。
そうでした。ごめんなさい。
最後の最後で向かい風とかほんま無理。
なんとかチャイナウォールで波を捕まえようと何度かトライしたが
オフショアが強すぎてでなかなかボードが下りない。
向こうのラインナップにいた女性サーファーにこっちに来いと呼ばれ、後ろを向くと
ブレイクしそうなセットがやってきた。
サイズもそこそこ、入って来たセットのファーストブレイクなのに「GOGO、この波はお前のだ」
行けと声をかけてくれる。
さすがはハワイ。とてもアロハを感じる。
この波を逃したくない、必死に漕いでテイクオフ。
50キロ以上漕いできたことを考えると一瞬やったけどかなり気持ち良かった。
その後ゴールするまで乗れそうな小波は2回くらいあったけどキャッチできず、
それでも漕がないと押し戻されてしまうのでもう必死。
ゴールが見えてるのになかなかたどり着かないのが
精神的にも肉体的にもやっぱりこのレグが一番きつい。
ゴールまで後何百mくらいまでくるとゴールのアナウンスや歓声がうっすら聞こえてくる。
どんどん声が近づいてくる。
後ろからはクルーの声援も叫び声に変わり自分も何か叫んでる。
最後はパドルボードの人と競りながらゴール。
5時間28分でした。
目標タイムには全く届きませんでしたが、最後まで集中して漕げたので
満足しています。
あれやこれやと言い出したらきりがないので、反省点は来年に持ち越し。
100%満足出来るのにあと何年かかるのか。
何よりチームでこの偉大な海を無事に渡る事が出来たのが嬉しい。
ありがとうございます。
そして大先輩の津村隊長。 今年64歳で完走。凄すぎますね
いつも言われますがコウスケはあと30年はできるよ〜
あと30年か。
夕方からワイキキのカヌークラブで表彰式とディナー
いつにも増してサンセットが綺麗で、すごくいい雰囲気でした。
自然に勝るものはなく偉大。
総合17位 アンリミテッド クラス2位で初の表彰台
また来年もこの舞台に戻ってこれる様に出来ることから少しづつ頑張ります。
そしてこのチャレンジをいつも応援、サポートしてくれる皆様。
スポンサー様、家族、友達、ひろさんカナさん、マウイでお世話になった皆様。
海の偉大な先輩方、この海を渡った全てのパドラー、クルー、運営の方に感謝致します。
この経験を活かし、必ず何かの形でお返しします。
ありがとうございました。
#roial #salomon #suunto #meviusoptics #medarist #surfdogblow
#panolama #奧村歯科 #popeyepersonalclub
前回の投稿で書いたような様々な事を経て、ようやくここまでたどり着いた。
無事にスタートラインに立つことが出来た喜びと、周りへの感謝を噛み締めスタートを待つ。
上から見るとこんな感じ。
船の数とボードの数がすごい。
photo.808photo.me
今年もSUP UNLIMITED(ボードの長さ無制限)クラスにエントリー
予定時間より5分ほど早くスタートホーンが鳴った。
何でや?
コンディションは風が16〜20ノットくらい、波高2,5m〜3m程
なかなか良い感じ。
スタートしてすぐに良い風を掴み、気持ち良く漕ぎ進めていると30分ぐらいして
サポートボートが近づいて来てくれた。
信頼できるキャプテンとクルーがそばにいれば怖いものは何もない。
今年はスタートしてすぐオアフ島の左半分がうっすら見えて来て良い感じ。
はじめは選手間の距離も近い。
キャプテンとの前日ミーティングで今年は前半北寄りのルートと決めていたので
意識してかなり上に行った。
これ以上右手には誰もいないだろうと思っていたら目の前に日本人選手のTomoさんがいた笑
マウイで一緒にトレーニングをさせてもらって勉強になったし刺激をたくさん頂いた。
このチャンネルで一緒に漕げるなんて嬉しすぎるしとても気持ちよかった。
ボードも良く走る。
今年から新たな相棒と一緒に海を渡る事になった。念願のアンリミテッドボードを譲って頂いた。
漕ぎ進みモロカイ島からどんどん離れてくると右側から大きなうねりが入りだし、このレースはストレートダウンウインドではなかった事を今頃思い出す。
風は右後ろから吹いている。
完璧なトレードウインドやけど、コンディションがいいのか分からなくなってきた。
風と波に気持ち良くまっすぐ乗っていくと太平洋のど真ん中に流されてしまう。
非常に危ない。
波間に入ると人は見えなくなるほど大きなうねり。
写真ではなかなか伝わりにくいがこんな感じ、見えますか?
2時間が経過して最初の給水
ボートにバック交換の合図を送る。
背中にSALOMONの1.5ℓバックパッックを背負っているが良くのどが渇く。人より多く飲むのでなるべく交換時のロスタイムは減らしたい。
先回りしたサポートクルーの雄一郎が変えのバックとMEDARISTファストウォーターを持って海に飛び込み待っている。
風はあるけどかなり暑いので冷えたドリンクが最高にありがたい。
素早く交換。
そして方向の確認。励ましの言葉を頂きハイタッチ!
オアフ島も近づいてきた様に見えるけど、まだ半分も行ってない。
さーまだまだ漕ぐで!!!
20km地点
5時間のレースで約5000カロリーを消費します。
大量に汗もかくしお腹もすくし喉もめっちゃ渇く。
水分は背中に背負ったハイドレーションパックからストローで飲むが
それだけではエネルギーや糖分、塩分が不足するので
MEDARIST エナジージェル ぶどうとグレープフルーツを交互に食べます。
レース中パドルを握ってるので手は離せないからジェルで栄養補給します。
お腹にたまるものはレース中たべれないので、
少ない量でより多くの栄養素が取れることが重要。
そして時々ファストウォーターで塩分もしっかり補給。
長年愛用してるMEDARISUT商品その中でも
エナジージェルぶどうがお気に入りです。
長くてすみません
その3に続きます。
長かったハワイ遠征も終わり沖縄に戻りました。
滞在のほとんどを過ごしたマウイ島では本当にたくさんの方にお世話になり、
感謝しかありません。
周りの方に恵まれ、良い練習と食事、宿、リラックスと全てがそこにはあり、人との繋がりによってしか得ることが出来ない最高の環境で1ヶ月過ごすことができました。
英気を十分に養って、余裕を持ってレース2日前にいざモロカイ島に向かった訳ですが、半日くらいゆっくり過ごしただけで、
ボードのピックアップやサポートボートと合流しキャプテンやクルーとミーティングしたり、いかついショアブレイクの中、船に荷物を積み込んだり、道具の点検やらなんやらとレースの前日までにやることは山ほどあって、うっかり持ち越してしまうとレース当日の朝バッタバタの中やらなあかんので出来るだけ1つでも早く確実に不安要素を取り払わないといけないんです。
これはほんまに上手くいくことを祈るしか無く、いくら何日も前からイメージしてても旅のトラブルは付き物で、何事もなくスムーズにスタートラインに立てるなんてよっぽど慣れた一握りの選手だけやと思う。
ところがしかし、今年は一味違いました。
試合で使うボードをマウイから運んでくれるアリエルは約束の2時間前に到着。
オアフから来てくれたサポートボートチームは予定の1時間前に到着。
逆に僕らがお待たせしたくらい。
いつくるんやろ〜まだかな〜とひたすらビーチで待ちぼうけ無くていいんです!
早速ミッションを1個づつクリアして行きます。
まずはボートのピックアップ。
ビーチから停泊してるアリエルの船まで泳いで200mくらい。
ほぐしには丁度いいかと泳ぎ出すがなかなか着かない。
焦るけど前日に無駄に体力使いたくないからゆっくりゆっくり。
無事にボードをゲット!
ビーチに戻り、
レジストレーションも完了させボードにゼッケンナンバーを貼る。
今年は♯92
ボードの破損チェックとラダーも入念に調べます。
そして最後に航海の安全と感謝を込めてボードをしっかり磨く。
サポートクルーとも合流し荷物の運搬やミーティングも無事終了。
凄腕キャプテンプァやマイクさん、雄一郎と久しぶりの再会。
沖に停泊してる何隻もの船の中から自分がチャーターした船を探すのも、連絡手段がないため普通ならかなり難航するのだが、到着時間が早かったので、船の数がまだ少なかったから簡単に見つける事ができました。これもラッキー
気持ちいいように次々とミッションがクリアされて行き、選手ミーティングが終わったらさっさと宿に撤収できました。
サポートしてくれてた皆様、特にコーディネーターのひろさんには感謝感謝です。
あとは飯いっぱい食って準備して寝るだけ。とてもしあわせ。
2〜3日前から炭水化物中心の食事をしていて、うどん、パスタ、そば、お米、もちetc,,,
カーボ大好きなので最高です。
レース当日の朝は4時起き。
おかげさまで心配事は無く、よく寝れました。
あ、最後の心配事は、風吹いてください。なのですが、
これもバッチリ吹く予報です。
怖いくらい全てが順調でありがたい限りです。
津村さんと毎年のルーティーンでレースの朝は餅を食らいます。
あとはフルーツとコーヒー飲んでいざ出発!
6時前にはスタート会場に到着。
6時30分
スタート前に選手、家族、サポーターが1つの輪になってチャント(お祈り)します。
7時30分 パドルボードスタート
いよいよ始まります。
パドルボードから遅れること30分
8時 SUPスタート
この特殊な変態レースは準備やそれに費やす時間、お金などものすごい労力が必要で
やると決めたら大げさかもしれないが人生かける勢いで挑まないと簡単にやられてしまいます。
周りのサポートも不可欠で決して一人ではカイヴィ海峡を渡ることは出来ません。
なので準備が99%、幸いにも無事にスタートラインに立てたらもうほとんどレースは終わってるような気にもなります。
ホーンがなったらあとはもう何も考えず60km先のオアフに向かってひたすら漕ぐだけです。
2へ続きます
途中から逆潮に変わり5時間28分と目標タイムには届きませんでしたが





































