工作者(kousakusya)のブログ

Raspberry Pi で RetroPieを動かす方法として、SD cardまるまるRetroPieを焼く、

というものがよく紹介されているが、調べてみるとRaspbian OS上で、

RetroPieを構築して動かすという方法もとれるらしい。

今回は、それを試してみた。

 

(1) gitからSetupスクリプトをcloneする

  $ git clone --depth=1 https://github.com/RetroPie/RetroPie-Setup.git

 

(2) Setupスクリプトを起動する

  $ cd RetroPie-Setup

  $ sudo ./retropie_setup.sh

 

(3) 「了解」を押すと、以下の画面になるので「Basic install」を押す

そうすると、コンパイル等が実行される。(1時間くらいかかった)

※Setupスクリプトを起動して、構築する際にいろいろパッケージが無いと

    warningがでることがある。そのときは、一度Setupスクリプトを止めて、

   必要なパッケージをインストールする。以下は私の環境での例。

   $ apt install libfreeimae-dev libfreeimage-dev libcurl4-openssl-dev libvlc-dev libvlccore-dev rapidjson-dev

※omxplayerについては、aptではインストールできないので、以下のサイトから

 「omxplayer_20190723+gitf543a0d-1+bullseye_armhf.deb」を直接ダウンロードして、インストールした。

   $ sudo apt install omxplayer_20190723+gitf543a0d-1+bullseye_armhf.deb

    (コマンド「omxplayer」を実行すると、エラーがでるがRetroPie Setupスクリプトを動かすには
     そのあたりはとりあえず問題なさそう。。。)
 
(4)  コンパイル等が修了すれば、Setupスクリプトを終了する。
        コマンド「emulationstation」が実行できればOK
        ※私の環境では、/usr/bin/emulationstation に登録されていた
 
(5) コマンド「emulationstation」を実行すると、画面全体がRetroPieの画面になる。
       ※最初に、キー割り当てなどの初期設定を行う必要あり
 
(6) 終了する場合は
      「MAIN MENU」-「QUIT」-「QUIT EMULATIONSTATION」
      を選択して、「YES」を押すと、ターミナルに戻ってくる。
 
マウスのクリック1つで、起動させたいと思ったので、
「ショートカットエディタ」をつかって、以下の設定でショートカットを作成した。
クリックして、「端末で実行する」を選択すると、起動できるようになった。