消費税は年間の売り上げが1000万円を超えると課税業者となり課税されます。

今までは事業を始めてから個人で2年間、法人化してから2年間は免税をされてきました。

それは前々年の課税売上額をみて課税業者であるか免税業者であるかを判断するからです。

しかし平成25年以降は

「当課税期間の基準期間における課税売上高が1,000万円以下であっても、当課税期間の前年の1月1日（法人の場合は前事業年度開始の日）から6か月間の課税売上高が1,000万円を超えた場合、当課税期間においては課税事業者となります。　」

となっています。

最近はいろいろなところに増税が見え隠れしております。

消費税は課税売上がベースですのである意味怖い税金です。

所得税、法人税などは経費を差し引きし、利益が出ていなければ納める必要がないですが、

消費税は課税売り上げが2000万円あったとすると税引き前の利益が100万円しかなかったとしても５％で100万円、８％で160万円かかります。

現金が残らないどころかマイナスにもなり得ます。

利益率が低く、単価の大きい商品を取り扱う場合などは要注意です。

事業者免税点制度 適用要件の見直し