今回の管理入院で一番キツかったことといえば、1歳9ヶ月の息子と突然1週間離れ離れになったこと
予定帝王切開での入院は覚悟をしていたのですが、その前の管理入院は突然だったので、すごく心配でした
入院中は、夜な夜な、同じ体験の人を調べては涙を流す日々だったので、私の経験も書こうと思います
我が家は夫が自営業で、時間もある程度融通が利くこと、普段から子育てに関わっていて、私が妊娠してからは息子の朝ごはんなど、幼児食も作れるようになっていたので、生活面ではそこまで不安はありませんでした
夫が出張でいないことはあっても、私がいなかったことは一度もなかったので、ママがずっといない...それに息子が耐えられるのかが1番の不安ポイントでした
ちょうどママが良いブームが始まってた時期で、夜泣きもママが来ないと泣き止まない、パパが抱っこしててもママが良いと暴れたりしてたので、旦那も不安でいっぱいでした
がしかし入院して2、3日経っても、息子は動じず元気に過ごしていると聞き、拍子抜け
夜泣きは一切せず、よく食べ、保育園に元気に通ってるようでした
私が居なくても平気なことに安心した反面、なんだか少し悲しくもなりましたが、1歳だと同じようなエピソードが多く、子供の逞しさと順応性に驚きました逆にこの状況を理解できる年頃の方が辛いのかもしれませんね
とは言え、私の方が寂しくて耐えられなかったので、コロナ禍で面会できない中、テレビ電話をしようかとか、内緒で病院内で会っちゃおうとか色々頭をよぎりましたが、結局すぐ帰れるわけでもない中、それをすると息子の心を乱すのではないかと考え、我慢しました
今回の入院で想定外だったのが、夫の頑張りっぷり週末は遠出して、子供の遊び場に連れて行ってくれたり、普段は私が作った冷凍ストックを使うことが多いのに、毎日のように夜ご飯を手作りしてくれていて、そこまでできるのと驚きましたー
妊娠高血圧症候群による血圧が悪化したのは、夫婦喧嘩がきっかけではあったけど、この人と結婚して正解だったんだなと、結婚して初めて思いました
さてそんな中、退院が決まり、1週間ぶりの対面わぁーいママが帰ってきたというような可愛い反応にはならないことを、事前にネットで検索しまくって学んでいたので、ドキドキ
カメラをセットし、玄関の引き戸を閉めて、保育園から帰るのを待ち侘びました
そして夫と一緒に帰ってきた息子が、引き戸を開けて私を見ると...オバケでも見たような顔で見つめて一瞬固まり、まさかの、そのまま引き戸を静かに閉めました
そしてドアの向こうでワァーと泣く声が聞こえて取り乱している様子、その後パパに抱っこされて、再度ご対面
目をこすりながら、一瞬嬉しそうな顔をするも、やっぱり怒ってるような、戸惑っているような複雑な表情で見つめてきました
おいでと言っても、パパにしがみついて離れず、恨めしそうな顔で見て来るばかり、その後ようやく抱っこをしてみたら、何かの感情が溢れたかのように大声をだして泣き始めました
元気に過ごしながらも、ママがいない...と言うことは感じ、グッと堪えて過ごしてたんだなと思い一緒に涙そして落ち着かせるために野菜ジュレを一本飲ませたら、ようやく気持ちの切り替えができたようで、いつも通りの笑顔を見せてくれました
そこからは、今までの我慢が爆発したかのように、絵本を持ってきて、これ読んでとせがんだり、トイレに行くのもベッタリついてきたり、夫が抱っこしようとしても嫌がったり、嫌な時は奇声を上げるワガママボーイに戻ってました
留守番中は、ワガママも言わず、本当に良い子で過ごしていたようで、逆に息子は空気を読んで我慢してたのかな...と、夫も言ってました
1週間、男2人で頑張ったのに、次の日からもパパよりママが良いと切り替わる息子に、夫は少し拗ねてましたが、家族みんなの絆が深まった大切な時間だったようにも感じます
これで、お産の時の入院も安心だねと思ったのも束の間...出産のための入院予定から10日前倒しで再度管理入院が決まり、想像以上に長いお留守番生活が待ってました
つづく...