携帯機用の提げ紐としてのストラップは、携帯電話、携帯ゲーム機等に付いているストラップ用の穴(ストラップホール)に、細い輪を通して使用する。携帯電話用のストラップは俗に「ケイタイ(あるいは『ケータイ』)・ストラップ」と呼ばれる。 登場当初のハンドヘルド型の携帯電話は重量があり、大変高価だったことから、落下防止のために手首に通すストラップが装備されていた。以降、携帯電話・PHSはこれを踏襲することが一般的になる。
種類はショートストラップと、ネックストラップ があり、ショートストラップの多くは手首または指を通して、ネックストラップは首 にかけて使用する。
形状は色々なものがあるが、一般的なものは対象物に固着するための細い輪と、手首等に通すための紐で構成されている。この紐部分には様々な色や模様が付いているものがあり、素材もビニール 、ポリエステル 、革 など多種にわたっている。また、根元部分に小さなアクセサリー やマスコット などが付いていることも多い。
携帯電話等を彩るためにも使用され、現代の根付 とも言える。携帯ストラップの原型は江戸時代 に起源を持つという説もある。ポケット のない着物を着るために腰の帯に巾着 や扇子 などをぶら下げて携帯するには、紐の先に滑り止めをつける必要があった。その滑り止めという実用性とともに装飾具としての役割をもつ物として登場したのが根付 である[1] 。
また、携帯ストラップが日本で普及したきっかけは、1995年に施行されたPL法によるという説もある。PL法施行当初、携帯電話キャリア各社は、携帯電話取扱説明書中で、落下防止の為に携帯ストラップに手を通して使用するよう指導しており、携帯電話機に携帯ストラップを付属させ販売していた[2] 。
1990年代 後半から2000年始め頃のコギャル の間では十本以上ものストラップを取り付けるのが流行っており、本数が本数だけに、重量も携帯電話本体より重くなっていた。その場合は吊り紐としての役割は皆無であり、単にアクセサリー として用いていた。また、近年では吊り紐自体が最初から存在しないマスコットが「ストラップ」と称して販売されていることも多い。本来は「携帯電話をぶら提げるための物」だったのが「携帯電話にぶら下げるためのもの」の意味合いに変化している。
ストラップは通常、携帯電話ショップ等で売られているが、値段が比較的安価で軽いので、手軽な土産物としても売られ、販促品として飲料 、食品 に付くことも多い。ミュージシャン などのファングッズでは欠かせないアイテムとなっている。また市場などに出回らず、個人または団体が限定的に配布等をしているものも多く存在している。この例として、森田一義アワー 笑っていいとも! のテレフォンショッキングに出たゲストに配布される「タモリストラップ」がある。
また、PSP やPocketStation 、ニンテンドーDS やゲームボーイ のような携帯ゲームにもストラップホールが用意されており、実用もしくは装飾用として携帯電話用ストラップを装着するユーザーが多い。
デザインに特化したデザイナーズストラップも人気がある。
4月1日は「携帯ストラップの日」 - 1991年4月1日に日本初のストラップ用の穴が開けられた携帯電話「ムーバTZ-804」が発売された。この日を記念して神奈川県小田原市に本社を置く携帯ストラップ販売の代表的メーカーである株式会社StrapyaNext(ストラップヤネクスト)が2009(平成21)年に制定。携帯ストラップの販売イベントやストラップ供養などを行う。
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