随分と久し振りの投稿になりますが、 

タイトルの通り48歳の高齢となりましたが、

無事出産する事ができました。



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最後の最後、7回目の移植で授かった奇跡。

原因不明の不育症と向き合い続けた日々と、

希望の結末を綴ります。 

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2024/7/18 最後の移植

これがダメなら、もう終わりにしよう──。
7回目の胚移植。正常胚としては3つ目、

5日目胚盤胞5BC。これを戻したら、

貯卵はゼロ。できなければ、不妊治療は終了。

子どものいない人生か、卵子提供、

あるいは養子縁組…次のステージを

考えなければならない状況でした。


私は「原因不明の難治性不育症」と

診断され、原因がわからないまま、

できる検査も治療も全て

やり尽くしました。


最後の挑戦だからこそ、PRP再生医療や

免疫グロブリン投与にも踏み切りました。

医師には「必要ないのでは」と言われましたが、大学病院への紹介状を書いてもらい、

投与を受けることができました。


生活習慣の改善、食事の見直し、

砂糖等が使われている食べ物禁止、

早寝早起き、趣味の停止、仕事の時短から

退職、交友関係や外食を控えたり、

筋力トレーニング、整体、鍼灸、

サプリや漢方、アンチエイジング、

美容点滴──「できることは何でもやる」。

後で後悔しない為にも、妊娠にプラスになる

と聞いた事はやり尽くしました。

お金も湯水の如く使いました。

そう心に決めて挑んだ最後の一回。

 

7日後の判定で陽性反応がありました。

でもまだまだここからが本番。

毎回毎回越えれない判定後の週が迫ります。

いつもHCGが下がり流産になる事は分かって

いたので、効果があるか分からないけど、

新しい策を投じ、初めて、週数の壁を

1つ2つと超える事ができました。


妊娠中は、流産するのではないかと、

毎日が不安との戦いでした。
それでも経過は良好で、大きな問題もなく、

お腹の中で娘は元気に育ってくれました。


予定日を3日過ぎた40週3日目、

突然の緊急帝王切開


──そして、3,000gを超える

元気な女の子が誕生しました。


まさに、奇跡の妊娠、そして奇跡の出産。
この10年、辛い治療、何度も経験した

流産の悲しみ、そして経済的に重い負担…。

それでも今、この腕の中にいる小さな命が、

全てを報われる瞬間をくれました。

 

今、不妊治療をされている

すべての方の願いが、どうか叶いますように。
あの日の私がそうであったように、

「もしかしたら…」という小さな希望が、

現実に変わる日が来ることを、

心から願っています。

 

長きに渡り、応援してくださった方、

励ましのDMをくださった方々、

いつも温かい気持ちを送ってくださり

本当に有難うございました。


この場を借りてお礼いたします。

 

今後は、備忘録として移植~出産に

至るまでの記録、高齢妊活のリアルと

高齢ママの出産後のリアルな生活等

を含めてゆるりと綴っていく予定です。