息子にピアノを、と考え出したのは
息子が生まれて割とすぐのことでした。
まだ赤ちゃんの息子を見ながら
夫とどんな習い事をさせたいか話していた時に
2人揃って思いついたのがピアノでした。
私自身も小さな頃から長くピアノを習っていて
部活動もずっと音楽系で
音楽の楽しさを身を持って感じていたし
夫は何の楽器もできないけれど
楽器を弾くことに憧れがあったようで
何か楽器をやらせたいな、と思ったそうです。
それで色々調べていて
ヤマハのピアノ教室の
年中〜年長の2年コースが良いと知りました。
ヤマハっ子たちは
たった2年このコースで学ぶだけで
自然に転調遊びや
メロディーに左手で和音の伴奏をつける遊びをするようになるそうです。
耳も良くなるようで
音楽を楽しむ下地づくりができそうなので
年中になったらヤマハ、とずっと思っていました。
それで先日、ヤマハのグループレッスンの体験に行って来ました。
よくできたプログラムで
歌を歌ったり、リズム遊びをしたり
音符を読んだり、ピアノを弾いたり、と
短時間でどんどんやることを変えてくださるので
小さな子供も飽きることなく楽しめ
実際に何人かはとても楽しそうにレッスンを受けていました。
でも、、息子にはグループレッスンは合わないということが分かりました。
息子はマイペースですし
今の息子は自分のお話を聞いて欲しい、
自分を見て欲しい、という時期です。
グループレッスンでは
息子が関連して思いついたことを口にしても
先生はさらっと受け流したり
聞こえていないのか?聞き流されたり??。
複数人でのレッスンで
決められたカリキュラムを時間内にこなさなければいけないので
1人1人のお話をゆっくり聞いている時間はないのだと思います。
幼児教室では
小さな子供たちの言葉にも
先生は耳を傾けながらもうまくレッスンを進められているので
それに慣れていたこともあり
自分の話を聞いてもらえないことにだんだん口を尖らせるようになった息子。
ヤマハは先生の言うことを楽しくこなせる子には良いと思うのですが、
うちの息子のように悪くいえば我が強い、良く言えば自分のある子には
グループレッスンは向かないのだと気付かされました。
息子は競争心が強いので
うまくいくとグループレッスンで伸びるタイプだと思ったんですけどね。
息子の感想も
「僕はもっとピアノが弾きたかったのにな。」
「音が小さいから弾けてるか分からなかったよ。」
と言っていて
あまり印象は良くなかったようです。
(ヤマハではピアノコースといってもエレクトーンを使ってレッスンが行われ
先生がお話している時に子供たちが楽器を触ってしまっても
お話が聞こえるようにか?
それぞれの楽器の音量がすごく小さく設定されていて
みんなで弾くと自分の音がどれか分かりにくかったのです。)
どんなレッスンも合う合わないが1番大事だとは言いますが
今回はまさにこれだと感じました。
ということで、我が家のピアノ教室探し、
ヤマハしか考えていなかったので
振り出しに戻りました。
そして息子、まさかの
「僕は実は、ピアノよりもバイオリンに興味津々なんだけどね。」
と体験レッスンの帰りに言われ
母はビックリ!
バイオリン教室の体験もしてみようと思っています。
数年やるだけなら
バイオリンの方が楽器代のコスパが良いのかも?!と気づいた母です
だって、アップライトピアノだと100万円とかしますからね、、
バイオリンなら1/10サイズ、高いものを選んでも10万くらい?
安いものなら2万円以内で買えそうです