赤ちゃんが流れてしまう前にやって良かったこと。
それは、
お腹の中にいる赤ちゃんと
夫と息子と
最初で最後の家族写真を撮ったこと。
色んな方の経験談を読んでいた時に
お腹の赤ちゃんと家族写真を残している方がいて
素敵だなぁと思い
我が家も残すことにしました。
お洋服のテイストを3人で合わせて
リンクコーデのようにして
自宅のリビングで写真を撮りました。
エコー写真とともに。
エコー写真の赤ちゃんはブラックホールですが
このブラックホールの中は、エコーには写らなかったけど
きっと小さな小さな赤ちゃんがいると信じて。
深く考えると泣いちゃいそうだったのですが
最初で最後の4人での家族写真を哀しい顔で撮りたくなかったので
赤ちゃんがお腹に来てくれたことへの感謝の気持ちだけを心の中に思うようにしていました。
息子にはまだ赤ちゃんのことがよく分からないようで、
「お母さんのお腹の中の赤ちゃんが
元気がなくなっちゃったから
お空に帰ることになったの。
帰る前にみんなで写真を撮ろう。」
と説明すると
「えっ?!
お母さんのお腹の中にいた赤ちゃんは僕でしょ??
僕はここにいるよ!」
と言われました。
3歳になったばかりの息子には難しいですよね。
「そうだね。
〇〇君がお母さんのお腹の中に来てくれて
元気にこうしてここにいてくれて
お母さんはとっても幸せだよ。
ありがとう。」
と伝えたら
嬉しそうにしてくれました。
私もこの言葉を口にしたら
悲しいよりも息子が生まれてくれた奇跡への感謝と
幸せな気持ちが強くなり
自然に笑えたので
なんだかとっても良い家族写真になりました。
今回の妊娠、
夫と息子以外の誰にも言っていないので
この写真はずっと
家族3人の中でだけの大切な思い出になりそうです。
この写真で
自分の心の整理ができたような気もします。