こんにちは

ニコニコ






私が新人病棟看護師だった頃

当時は(今もかな?)早出が朝

7時前からまだ寝ている患者さんを起こし

医師からオーダーのあった患者さんの

採血に回っていました







多いときには20人くらいの採血を

することも







新人なので7時から採血したのでは

とても間に合わず6時前から

まわっていたんだと思いますあせる







それでもどうしても採血できない人は

ベテラン看護師にお願いするわけ

なんですが








当時50代だったベテラン看護師2人

刺せない血管はない!と言うほど

めちゃめちゃ採血が上手でした








ある日2人と会話していると








『針先なんて見えてない』






と言うじゃないですか

びっくり







老眼で針先は見えないけど

血管の感触と感覚だけで

刺していると








当時ものすごく衝撃を受けたので

鮮明に覚えていますビックリマーク









今の施設で働くようになってから

ケアホームなので採血は往診医に

ついてくる看護師がしてくれて

点滴治療をする人も滅多におらず

働く前のブランクも合わせると

かれこれ5年ほど採血も点滴も

することがなかったのですが






先日脱水のおばちゃんが点滴治療を

受けることになりました

初回は往診医がルートキープしてくれたけど

漏れたり詰まったりすると

差し替えはこちらでとの指示が







いやいや、いきなり5年ぶりの穿刺は

勇気入ります

しかもめちゃめちゃ血管細いし

私1人勤務の時だったらどうしよあせる

思っていました






幸い?もう一人の看護師がいる時に

ルートが詰まってしまって

午前中だったのでデイサービスから

サポートだけしに行きました







もう一人の看護師は60代後半

大ベテランで1年前まで特養にいたので

採血点滴は慣れているのですが







針を持って刺す直前に







『針穴が上向いてるか

見て!』






ええーっ!

ポーン







私、おばちゃんの両手が動かないように

手を持ちながら

遠距離から針穴を見るって!






でも私が刺すより成功率は高いはず






まだ老眼を自覚していないし

ド近眼だけどコンタクトしてるし

なんとか見えましたが

針先が見えない看護師を思い出しました







無事穿刺し、ルートキープできて

良かった

笑い泣き







老眼が進む前に

採血の感覚を取り戻したいと

思った出来事でしたあせる