日中はまだまだ暑いですが、朝晩は冷え込むようになってきました。
こんな季節は、ガーゼ生地の服が一番です。
通気性と保温性の両方を備えているので、寒暖差の激しい季節はとても助かっています。
先日、悲しいけれど嬉しいお便りをいただきました。
片側フルオープンシャツをお母さまにプレゼントされたお客さまから、
お母さまが旅立たれたとのお知らせでした。
お母さまに、気持ちよくて似合う服を着せてあげたい、との想いで、
今年発売した新色の「薄紅色」のシャツも一番にお求めくださっていました。
急な旅立ちだったそうですが、しっかりとお見送りできたそうで、
薄紅色のシャツは棺に入れてくださったそうです。
直接お会いしたことはなく、娘さんと電話で数回お話しただけですが、
「介護によりそって頂き感謝しております」と、嬉しいお言葉をいただきました。
こうのふくの服を着てくださっている方は、
勝手ながら自分の家族のように思っています。
快適に過ごして欲しい、似合う服を着て欲しい、
でも、これで本当にいいのかな、
もっとこうだったらよかったんじゃないかな、など
いつまで経っても満足できていません。
それなのに、お客さまのご家族からこんな言葉をいただけて、
しかも服をお母さまと一緒に旅立たせてくださったなんて、
こんな嬉しいことはありません!
まだまだ力不足ではありますが、
まだ出来ることが、やるべきことがあると、
一歩でも前に進んでいきたいと思います。