第1回高卒認定試験の願書受付の締め切りは本日(5/10)の消印有効までです。

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平成25年度までに理科教科で合格または免除科目がある方が高卒認定試験に出願する際の注意点、願書の書き方をまとめています。

 

国の教育指針の迷走もあり、学習指導要領の変更に伴い、平成26年度第1回試験より理科教科の各科目は以下のように変更されています。

 

平成25年度の第2回試験までは、

  • 理科総合
  • 物理Ⅰ
  • 化学Ⅰ
  • 生物Ⅰ
  • 地学Ⅰ

平成26年度の第1回試験より、

  • 理科総合 → 科学と人間生活
  • 物理Ⅰ → 物理基礎
  • 化学Ⅰ → 化学基礎
  • 生物Ⅰ → 生物基礎
  • 地学Ⅰ → 地学基礎

このように変更されました。

各旧科目とも現行の科目と対応しています。

例えば、生物Ⅰで合格している方は、生物基礎の受験が免除されます。

 

理科教科の高卒認定試験の合格要件は、

以下のいずれかを満たす必要があります。

  1. 「科学と人間生活」の1科目と「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」の内、1科目の合計2科目に合格(免除)する
  2. 物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」の内、3科目に合格(免除)する

この合格要件の考え方は以前から変わりありません。

これを踏まえて具体的な科目の選択と免除申請を解説していきます。

理科教科の受験または免除申請の選択方法と注意点

受験する科目の選択と免除申請の方法を文部科学省の例を元にまとめました。

 

ケース1:過去に「物理Ⅰ」「化学Ⅰ」「生物Ⅰ」「地学Ⅰ」の内、1科目に合格(免除)となっている場合

以下のどちらかを選択できます。

  1. 「科学と人間生活」の1科目を受験(免除申請)できます。
  2. 「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」の内、合格(免除)していない科目から2科目を受験(免除申請)できます。

ケース2:過去に「理科総合」の1科目で合格(免除)となっている場合

「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」の内、1科目を受験(免除申請)できます。

 

ケース3:過去に「物理Ⅰ」「化学Ⅰ」「生物Ⅰ」「地学Ⅰ」の内、2科目を合格(免除)となっている場合

以下のどちらかを選択できます。

  1. 「科学と人間生活」の1科目を受験(免除申請)できます。
  2. 「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」の内、合格していない科目から1科目を受験(免除申請)できます。

ケース4:過去に「理科総合」1科目と物理Ⅰ」「化学Ⅰ」「生物Ⅰ」「地学Ⅰ」の内、1科目の合計2科目に合格(免除)となっている場合

全て合格要件を満たしているので、いずれの理科教科も受験(免除申請)する必要はありません。

 

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各ケースともに受験または免除申請をすることで合格要件をクリアできます。

 

高卒認定には合格(免除)済みの科目を受験してはいけない合格要件を超えて受験してはいけないというルールがあります。

 

願書作成時は、理科教科の科目選択や記入の間違いにご注意くださいね。

 

高卒認定試験の以前の制度である大検(大学入学資格検定)で一部科目に合格している方が合格している科目を免除申請する際の注意点をまとめています。

大検合格者が科目免除する際に必須な書類は

大検時代に受験し、試験結果として文部科学省から郵送されてくる「科目合格通知書」が必須です。

 

紛失してしまった場合は

文部科学省のホームページより申請書をダウンロード、または高卒認定試験の受験案内にある様式に沿って再交付を申請して下さい。

 

科目合格通知書再交付願の ダウンロードはこちら

 

免除申請できる大検の受験科目の確認方法は

 

現制度の高卒認定試験で免除申請できる科目を確認する方法は、

文部科学省のホームページにある「4. 大学入学資格検定で一部の科目に合格した場合の免除要件」に一覧で表示されていますので参照下さい。

 

文部科学省HP:「4. 大学入学資格検定で一部の科目に合格した場合の免除要件」

 

出願時の注意点

願書に合格科目と免除科目を記入し、科目合格通知書」をその他の必要書類と一緒に提出します。

 

 

文部科学省が定める知識や技能に関する審査に合格している方は、それぞれ対応する科目の免除申請を行うことができます。

 

知識や技能に関する審査には、

英語検定(英検)や数学検定(数検)、歴史能力検定があります。

 

また、各検定ともに免除に必要な級が定められています。

 

英検や数検、歴史検定で科目免除する際に必須な書類は

各技能審査実施団体の発行する「合格証明書」を取り寄せる必要があります。

合格証明書を取り寄せる際の注意点

日本語文の合格証明書(原本)を取り寄せて下さい。

英文の証明書、合格証書、合格通知書、原本のコピーはNGです。

 

取り寄せた合格証明書は、出願時にその他の必要書類と一緒に提出します。

技能試験による具体的な免除科目

  • 歴史能力検定 → 世界史1級または世界史2級 →  世界史Bが免除
  •   〃    → 日本史1級または日本史2級 → 日本史Bが免除
  • 実用数学技能検定 → 1級、準1級、2級 → 数学が免除
  • 実用英語技能検定 → 1級、準1級、2級、準2級 → 英語が免除
  • 英語検定試験 → 1級または2級 → 英語が免除
  • 国際連合公用語英語検定試験 → 特A級、A級、B級、C級 → 英語が免除

各技能検定の問い合わせ先

  • 歴史能力検定 → 歴史能力検定協会 HP
  • 実用数学技能検定 → 公益財団法人日本数学検定協会 HP
  • 実用英語技能検定 → 公益財団法人日本英語検定協会 HP
  • 英語検定試験 → 公益財団法人全国商業高等学校協会 HP
  • 国際連合公用語英語検定試験 → 公益財団法人日本国際連合協会 HP

 

(各HPは別ページで開きます。)

高校在学時に修得した単位で科目の免除申請を行う場合、

単位修得証明書が必須となります。

 

このページでは単位修得証明書で科目免除申請を行う方の出願時の注意点をまとめています。

 

単位修得証明書は単位を修得した学校(中退した高校など)に作成してもらう必要があります。

単位修得証明書を発行を在学していた学校に発行してもらう際の注意点

◯ 文部科学省のホームページにあるテンプレート(様式)で作成してもらう必要があります。

 

テンプレートはこちら(別ページが開きます)

文部科学省 URL:「単位修得証明書・単位修得見込証明書様式

 

◯ 厳封した証明書とご自身の確認用として2通用意してもらいましょう。

 

厳封した証明書は出願時に願書と一緒に郵送します。厳封していないと受理されないので注意して下さい。

もう一通はご自身の確認用です。

厳封する前にコピーをしてもらい、手元に保管しておきましょう。