男性の更年期障害はさまざまな原因が重なって起こります。
ですから症状にあわせて更年期障害の漢方薬を飲むことになります。


ここでは更年期障害でおこるうつ症状に効く漢方薬を紹介します。
男性の更年期障害の症状でよく見られるものは性機能の低下です。性欲が低下する、それに伴って勃起不全になる、
また残尿感が残る場合や頻尿になる場合などがあります。


このような男性更年期障害に使用される代表的な漢方薬が、「八味地黄丸(はちみじおうがん)」や「牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)」です。
「八味地黄丸(はちみじおうがん)」は下半身の脱力感を感じる人、頻尿、また特に夜間の頻尿がある人、残尿感、勃起不全など全般の更年期障害の漢方薬です。


腎機能が衰えている人に処方されることが多い漢方薬で
勃起不全など男性特有の更年期障害の漢方薬として最も有名で、使われることが多いので名前を聞いたことがある人も多いでしょう。
「牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)」は尿の量が減っているときもしくは頻尿で口が渇いたりするときなどに処方されます。

疲れやすかったり、下肢の冷え、むくみなどにも効果があります。
性機能の低下は男性特有の悩みで、更年期障害と区別がつかないで加齢のせいだと放置している人も多いようです。
更年期障害ではさまざまな症状があらわれますので恥ずかしがらずに病院で医師の診断を受けましょう。