最近、忘れっぽくなった・・・・・
年齢のせいなのかしら?
そう思うことはありませんか?
これは年齢を重ねることによって誰にでも起こりうることなのです。
もちろん更年期という独特の時期に起こりやすいのも確かです。
しかし高齢になると増えてくる「認知症」ではないのか?という不安も同時に起こります。
更年期独特の忘れっぽいという症状と対策について考えてみます。
更年期の忘れっぽいと認知症の違いとは?
更年期特有の忘れっぽいという場合と認知症との一番大きな違いとは
自覚があるか、ないか
ということです。
どういうことかと言いますと、更年期で忘れっぽくなると、
(あれ?私何をしようとしてたっけ?)
(何だか大事な用事がもう一つあった気がするんだけど・・・・・)
などのように何か忘れた、何か思い出せない、という自覚症状があります。
一方認知症の場合は自分が何かを忘れたことも、思い出せないという自覚もありません。
ですので、
(最近忘れっぽいな・・・・・)
と自分で悩んでいるときは更年期の症状の一つだと思ってもいいのです。
忘れっぽい生活への対策を考える
いくら更年期のせいだとしても忘れっぽくなるのは誰だっていやですよね。
そういう場合はどうすればいいのでしょう?
●更年期の症状をやわらげる
●生活の中で忘れない工夫をする
この2点で改善されます。
まず更年期のせいで忘れっぽいというのなら更年期の症状をやわらげればいいでしょう。
更年期になると自律神経のバランスが悪くなるので血流が滞って酸素や栄養が脳へうまく運ばれにくくなります。
そうすると脳が疲れやすくなり十分な働きができなくなります。
記憶力や判断力が低下して忘れっぽくなります。
また、この時期は些細なことにイライラしたり、落ち込んだりという精神面でのバランスも悪くなってしまいます。
何かを集中してやるという気持ちも低下しますし、そのせいで記憶力も低下してしまいます。
対策としては
- ホルモン療法
- 漢方薬治療
- サプリメント
などを利用して更年期の症状自体を緩和していきましょう。
次に生活の中で忘れっぽいことへの対策を考えるとすれば
これをしようと思ったら行動に移す前にメモをとる習慣をつけるといいです。
人間は行動しようと思いながら他の事が頭をよぎったり、急に別の用事が入って思考をじゃまされることがあります。
せっかく思いついてやろうと思っていたのに、忘れてしまうと、生活の中で支障が出るばかりか気になって他のことも効率よくこなせなくなります。
私の場合ですが、冷蔵庫にマグネットタイプのホワイトボードを貼っています。
家事や買い物リストなんでも思いついたら即書き込むようにしています。
そして終わった順に消すようにするとかたづいていくことでの安心感と達成感、それに忘れずにやらなくてはならないことが片付きます。
簡単でいいですよ。
他にも部屋ごとに殴り書きができるメモ帳を置いておくとどこでもメモができます。
その作業が終わるまでエプロンのポケットに入れておいて作業完了とともにメモ用紙を捨ててしまうというのもいいですね。
自分のいい方法で試してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。