先月、初めて確定申告を行った。地方公務員になって数少ない良かったことは、申告が一般の人より身近に感じられてハードルが低いということぐらいだ。

とはいっても、私は税務関連の部署ではないので、素人に少し毛が生えた程度だが。

 

私の場合は控除による還付のみなので、1月1日から提出ができたらしい。そんなことも、実際にやるまでは知らなかったので、今回やってよかったと思う。

このために書類はしっかり保管してあったために、源泉徴収票を職場で受け取り次第、もっと早めにできたのにとほんの少し後悔。

 

今回なぜ確定申告をしているのかというと、昨年から確定拠出型年金を始め、その納付額の証明書の到着が年末調整に間に合わなかったためである。

また、ふるさと納税もこの冬初めて寄付をし、それもまとめて確定申告してしまえと思った。

せっかく勤めているのだし、経験としてもいいかなと。

 

ふるさと納税は、12月の給料をいただいてから令和2年の収入を確実に出したかったために、12月中旬に行った。合計5自治体に納税したが、現在その返礼品の嵐である。

一人暮らしの方は、保存のきくものや冷凍食品がおすすめ。

税金の前払いではあるが、当然今年6月からの税金額が安くなるため、給料日の度に控除額にがっかりすることが軽減されることを考えると、私はこちらのほうが良い。気持ちがまだ楽だ。

今年もおそらく冬ボで納税をするだろう。次はワンストップ特例制度を使ってみたい。

 

iDecoについては、60歳まで下せないことを考え、少額で行っている。こちらの増額の優先順位は低いかもしれない。

 

あわよくば、医療費控除も使えないかと思っていたが、一人で10万円はなかなかいかないという現実を、医療費通知に突き付けられた。

思えば、年の後半は病院にかかる度に「もう少しで医療費控除ができるかもしれない」となぞに10万到達を目指していたかもしれない。我ながらアホである。

普通の人よりも少し多いかなと思われる通院でも、年間で5万ほどで収まる現実。健康第一で、今年は過ごそうと思う。

 

さて、肝心の申告だが、CMでも近頃やっているようにネットでの申告方法もある。

しかし、そちらはマイナンバーカードを読み込むためのカードリーダーが必要となる。

私は残念ながらそれを所持していなかったため、昔ながらの郵送で申告をした。

一律給付金についても同様である。カードリーダーを職場から借りられれば、と何度思ったことか。自分で買えばいい話ではあるが、卑しい話、お金をもらうためにお金を払って道具を買うのは、と思ってしまう。他に、用途があれば別であるが。

 

申告書をネットで作成するときに還付金額がわかるが、私の場合はちょっといいランチ3回分といったところだ。そんな額のために、と思う人もいるだろうが、私にとってはこれも大事なお金なので。

来年はおそらく確定申告をすることはないと思われるが、万一行う場合は、とりあえず早めに手を付けようと思う。

 

ひとまずこれにて。