江戸川区は、特別区23区の中で唯一「単願」と言われ、独自の採用方式を行っております。


特別区は出願の際に、自分の志望区を3区まで記入することが出来ますが、江戸川区は出願する際に江戸川区しか記入することが出来ず、他の区と併願することが出来ません。





しかし、だからといって試験内容が大きく変わるということはありません。1次試験の筆記試験は、他の22区と全く同じ試験内容で、どこの区も同じ採用方式で行われるので、どの区を選んでも試験結果に不平等はありません。


江戸川区の試験が他の区と大きく異なるのは2次試験の面接です。


特別区の面接は2回あり、その面接に合格すると特別区全体の職員として採用され、その後各区の区面接を受けその区に採用されます。


しかし、江戸川区の面接は、その2回の面接に区面接も含まれています。つまり、その2回の面接に合格して特別区全体の職員として採用された時点で江戸川区の職員として採用されたことになります。


区面接がない分、他の22区より早く区からの内定をいただくことが出来ますが、その分2回の面接ではより深く質問されます。


「なぜ他の22区ではなく江戸川区なのか?」この質問はかなり細かく何度も聞かれます。


これは江戸川区に限らず、区面接になったらどこでも聞かれることですが、江戸川区は特別区全体の面接の際に必ず聞かれるので、面接官が納得してくれる答えを1個だけでなく2,3個考えておく必要があります。


また、人口、面積、予算などはもちろん、自分のやりたい仕事の政策や、江戸川区の一押し政策などをすべて頭に叩き込んでいくことが重要です。やりたい仕事も、他には?他には?と何個も聞かれるので、これも1個だけでなく最低2,3個用意します。


実際に江戸川区役所を訪問して資料をもらったり、職員の方に直接お話を聞くことも大事だと思います。


他の区のことはほとんど聞かれず、とにかく江戸川区のことを聞かれるので、「自己PR」や「学生時代がんばったこと」などをしっかり用意するのは当然ですが、江戸川区のことを十分過ぎるほど調べていくことが最も大切なことだと思います。










ま、いろいろ書きましたが最後にものをいうのはセンスです


世の中はすべてセンスです


  センスのかたまり 巻山優作