路明かり

環境に馴染むことが
できたとしても
心から溶けてはいない
それはわかっているでしょ嫌味な大人の言動
上辺の付き合い方を
見せつけられる

生きてるのが長いからって自慢ばりするのはやめてよ熟されたと思い込んでるなら
醜い姿見せないで

あなたたちを見ているとね路が二つにも三つにも
増えるの
照らし出された
路を見ても
進みかたわからない
迷わされた僕は
本当にこれでいいの

静寂

散らつかせ輝く月は
暖かさ忘れないように
吹き付ける風もよけて
強く輝いている
声のするほうへ振り向いてみてもたぶん
あなたはそこにいない
立ちすくむ姿見下ろしてた
月が笑った
戻りたい惨めすぎて情けなくて
落ち込むの
閉ざされた心開き
反省をしているの
遅い後悔をしてみても
あなたは戻らないでしょ
もう一度だけ
振り向いてみた
だけど
やっぱりいない