2日目

山の天気は変わりやすく、気温も変わりやすい。
ということで、暑かったり寒かったりで3時間ほど連続して眠れた明け方以外は寝たり起きたりしていました。
とことん寒いなら寝袋にくるまってしまえばなんとかなるけど、包まり過ぎると暑く、はだけすぎると寒く、ちょうどいい頃合いが分からないまま朝を迎えた感じです。

結局アラームが鳴らなくてもいつもと同じ4時半には目が覚め、夜中降ったりやんだりしていた雨で、足だけ縮めておいたワンタッチタープはびっしょびしょ。

夜のうちに大方片づけておいたので朝の撤収が楽でした。
洗い物も、今回朝ごはんはここで作って食べることはしないと決めていたので夜のうちに済ませちゃいました。
朝は混むからね。

ずぶ濡れのワンタッチタープも雨がやんでいる内にマイクロファイバーで拭き上げてたたんで、7時半過ぎには撤収完了したのでそのまま車でまたまたほったらかし温泉へ。
今度はお風呂ではなくてご飯が目的です。



ほったらかし温泉の気まぐれ屋でTKGです。

+100円でお味噌汁を豚汁にできます。
もちろん豚汁セットで頂きました。
豚汁に浮いている緑色の細い物、ネギかと思うでしょ?

しそなんです!
しそ好きの私にしてみたらうれしい誤算というか、わーこれ今度家でもやってみよ!って驚きのおいしさでした。


朝ごはんのあとはチェックアウト。
ゴミを500円で引き取ってもらい、最後に受付の人に聞いてみました。

あの~、結局富士山はどこにあったんでしょう?

自宅を出てから丸1日以上、山梨県についてからは16時間ほど経過していますがまだ一度も富士山のかけらすら見えていませんでした。

あ、こっち方面ですね、と指された方向はまさにサイトから見えたらすごいだろうなって言う角度でした。とても残念ですが梅雨だし晴れても夏場はガスってあんまり見えないんだろうなと諦めます。


2日目のこの日は山梨県矢坪から南下して西伊豆は宇久須という所へ向かいます、土肥温泉郷が有名かな?その少し先です。

どんどん富士山が遠くなるので、大きく見えるうちに見ておきたかったのですが、ずっとこんな感じでした。

おぉぃ!ウチの地方にもあるぞベイシア、ちと邪魔だ~。
と言ってもこれが退いたとて雲で頂上が見えない。
とか
頂上は見えるんだけど中腹が全部雲。
とか

そんなんばっかりの富士山を徐々に背に背負う形で伊豆の山道を、小銭を払って有料道路で南下します。

そしてとにかくすごく暑い。
予報を大きく上回る気温となり、車中でクーラーつけてても暑い。
加えて昨夜の寝不足と気温差がやけに体に堪えてくる。

朝卵かけご飯を食べたのが7時半前だったけどお昼を過ぎてもお腹が減らないというか食欲がない。
水ばかり飲みたくなる。

これはイカン。
何か食わねば。

途中の道の駅でおそばを食べてみましたが、これがまた健康的な塩分控えめのおつゆで…。あれもうここら関西味?

パンチの足りなさを感じつつそばをとりあえず食べて塩分補給したものの元気が出てきません。
まずは今日最初の目的地のコインランドリーに到着し、洗濯している間に夕日がきれいスポットを巡ってみようと思っていましたが1か所で参りました。
暑すぎる。
って言うか多分これヤバイ。

ちなみに行ってみた夕日スポットは田子。

この地区出身のアーティストの方のオブジェが飾られていました。
この穴から夕陽を見る、とかなのかな?

あんまり頭が働かなくてそれを考える余裕がないまま、とりあえず予約していたRVパークにチェックインはしたのですが、どうにもこうにも暑くてヤバイ。
車中泊用に買ったクーラーは就寝時を想定して買ったので日中のカンカン照りや西日ガンガンの中ではほぼ役立たず

うん、これは予定変更だな。

併設の(と言うかRVパーク側が併設なんだけど)ホテルに空き部屋の問い合わせをするとあるという。
料金もこういうリゾートにあるホテルでシングルなんてないからツインなのに7,000円でいいって。
RVパークが5,000円、キャンセルと言うかお金払って利用しないだけなので12,000円のホテルに泊まると思えば、ね。
温泉もついてるし、背に腹は代えられない、明日以降の予定もあるし、むしろそっちの方が大事なのだ。

ということでチェックインしたRVパークを早々にチェックアウトしてお向かいのホテルへチェックイン。
快適でした。
アクエリアス飲んでエアコンの利いた部屋で少し昼寝したら回復しました、よかった。

少し元気になったので歩いて外のコンビニに食糧調達に行き、温泉も満喫して、ビールも飲んじゃって。
ぐっすり眠りました。はい。


車中泊はもうちょっと涼しくなったらまた再開することにしましょう。
改善案は頭にいろいろ浮かんでいて早く試したい気はするんだけどね。