演出家の蜷川幸雄さんがお亡くなりになられました。

昨日、告別式が執り行われ、世代問わず活躍している方々のリレー形式の弔辞。

吉田鋼太郎さんの「僕がこんなに超売れっ子俳優になったのは蜷川さんの責任です。責任とって下さい。」

小栗旬さんの「今、僕がこの場所にこうやって立っているのは、間違いなく蜷川さんの劇団の一員にしてもらったおかげです。」


藤原竜也さんの「1997年、蜷川さん、あなたは僕を生みました。」

とういう言葉からも想像できるように「演劇」を通して、ここまで他人の人生を変えるほど人に関わる、情熱とモチベーションを絶え間なく発信した方はいないでしょう。


そんなタイミンでご葬儀を担当するスタッフがぽつりと言いました。

「人は死ぬために生まれ、生きるってわかるな」と。


突然、そう言われると「はいっ?」となりますが、まさにこういうことを言いたかったようです。

お葬式とは、その人の人生、生きた証が現れる場。

人は誰しもいつか死にます。

長さや内容に関係なく、頑張って生きてきた人の最期は、とても心温まる、「いい葬式だったな」となるそうです。

その話を聞いて、テレビで観た蜷川さんの出棺に向かう光景と勝手にリンクしました。


今は、お葬式のスタイルも様々です。

火葬のみの場合も増えてきています。

「派手にせず」「質素に」「あまりお金をかけず」これも立派な選択です。

でも、ちょっとその前に・・・

故人様の人生を振り返ってみてください。

その方の生きた証しを認める、敬う場がまぎれもなくお葬式だな、と思いました。