朝の9:40分に迎えに行くと
トミちゃんはもう階下に降りて
私を待っていた。
私も早めに行ったけれど
トミちゃんはやはり早い。

そんなに楽しみなんだね。
足腰が今のように弱ってしまう以前のトミちゃんは
毎日毎日、朝から夕方まで
自転車で大阪中を走り回り
健康食品の会場を友達と行きまくっていた。
健康食品の会場で色んな話を聞き
そこで出来た友達と情報交換し
しゃべって笑っていたトミちゃん

何年か前に腸の手術をした後は
足腰が弱ってしまい
自転車が乗れなくなって
どこにも行けなくて毎日家で
ニコリともしないタケちゃんと
二人きり

ストレスが溜まってたんだろね
健康食品からはちょくちょくハガキがくる
そして私の家の近くに会場が出来た事を知ると
「あのね…
お願いがあるんやけど
一度だけでいいから
友達に会いたいし
健康食品の人達にも会いたいから
連れてって欲しい」
と先週私に言った。

以前、私はトミちゃんが毎日毎日
健康食品に行くのを
そしてたまに高額な商品を
そっと買っているのを
あまり良くは思っていなかったから
トミちゃんは私に遠慮しながら言った

でも私は
「うん  いいょ!」
即答した。

トミちゃんが心から笑ってくれるなら
楽しい事なら何でもするょ
行きたいと言ってくれた事も嬉しい
友達と会って少しでも元気になってくれたらいい

「mamiちゃん
忙しいのにごめんね。ありがとう」
いつも私に言ってくれる言葉

こっちこそありがとうね

そして満面の笑みで
会場から徒歩5分で私の家に戻ってきたトミちゃん

「はぁ〜楽しかった!
〇〇さんも〇〇さんも〇〇さんも
みーんな久しぶりに会って
〇〇さんは引っ越して
〇〇さんは白髪になってた…」
トミちゃんの話は尽きなかった

私は〇〇さんの顔も〇〇さんの事も
一切わからないし知らないが
嬉しそうにしゃべるトミちゃんを
見てるとついつられて笑顔でうなづいている

そして「はいお土産!」
と私にレトルトカレーをくれた

そして「また行きたいな」と言った
カレーもらったし断れない照れ
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