広告系妄想族

「広告系妄想族」へお越し頂き、ありがとうございます!


このブログでは、広告代理店の戦略プランナーとして仕事をしている筆者が、

次世代のアドマン/コミュニケーションデザイナーを目指して日々妄想していることを

備忘録として書き残しています。


コメントやペタなど大歓迎!!


同じく次世代を志す方々と、ブログをきっかけにつながっていければと思ってます!

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戦略のつくり方

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。


2010年は寅年ということもあり、

個人的には「虎穴に入らずんば虎子を得ず」の精神で、

公私ともども大きなリターンを目指していきたいな、と思っています。


今年もよろしくお願いします。



さて、本題です。


自分自身の話なのですが、戦略というものを練る時に、

まず「うまくいかない原因は何かを見つけて、それを取り除く」

というようなストーリーばかりを考えていたことに、最近気づきました。


これはオーソドックスな方法として間違っていないのですが、

もうひとつ考え方(方向性)があるのかなと思うようになったのです。


それは「うまくいっている要因を見つけて、それを増幅させる」

という方向性です。


当たり前と言えば、当たり前。

だけどボクは今まであまりこの方向性では考えてこなかった。

(つまり、ネガティブな原因ばかりを探そうとしてきた。)


だから、例えば購入者(ユーザー)を分析して戦略を立てる、

ということはあまりしなかったし、それどころかそのやり方に

あまり意味すら感じてなかったというのがホンネです。


でも、原因探索だけでは、課題は見つかっても、「どうするの?」

という解決策の立案が浅くなりがち。

そういった時に「ポジティブ要因増幅戦略」は有効だと思うようになりました。


2010年は、今までの「ネガティブ原因除去戦略」に加えて、

「ポジティブ要因増幅戦略」を組み合わせることで、より効果の高い戦略を

構築し、クライアントのビジネスに貢献できるプランナーを目指します!



【メモ】自分への企画力養成講座

企画のプロセスにおいて、

戦略構築フェーズから戦術立案フェーズに入ったら、

世の中に出て行くアウトプットのクライマックスを想像する。


そうすると、企画の骨の部分を掴みやすくなる。

(コアアイデアが発見しやすくなる。)


だから、いかにアウトプットのクライマックスに対する想像力を高めていくかが、

企画力を高めていく上で重要になってくる。


で、たぶん、そのひとつの方法が既に世の中へと生み出された

優れた仕事や作品を見るということだと思う。


結論。

世の中にある優れた仕事や作品を見る時は、漠然と眺めるのではなく、

クライマックスに注目し、何が骨であるかを掴むようにすること。



説明責任

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9大学が仕分け批判、予算削減で「科学立国崩壊」

2009年11月24日12時29分 読売新聞)


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もちろん日本には科学立国であってほしいけど、

そのためには予算要求分だけお金がいるという考え方が甚だ疑問。



記事で見ただけだが、このような批判では、

「削減された予算では、何が足りないのか」

「どうして要求分だけの予算が必要なのか」

「その予算でどれだけの成果が見込めるのか」

がまったくわからない。



すぐに結果を求める訳ではないが、

世の中に対してこうした訴えをするからには、

お金を出している国民に対してわかるように進捗なりを説明すべき。

(国民にわかるように、というところがポイント。)



アカデミックの世界は、決して聖域ではない。


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